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薫風堂
@viola_666666
  • 2025年11月22日
    ババヤガの夜
    とにかくスピード感に圧倒された。読み始めたらノンストップ。2人の女が出会い、2人の人生は加速していく。映画「テルマ・アンド・ルイーズ」を想起させるが、違うのは2人が最後まで生きることをあきらめずもがいたこと。それがなおさら悲しい。
  • 2025年11月20日
    荒野に果実が実るまで 新卒23歳 アフリカ駐在員の奮闘記
    大学を卒業したばかりの青年が、NGOの一員としてウガンダの貧困地域で、地域の人たちと灌漑農業に挑んだ1年の記録。途上国支援の背後にある闇に翻弄されながらも、「いちばん貧しい人たちのことを最優先に考える」ことを放棄しなかった著者に驚く。そして、そのぶれない姿勢が、ウガンダの人たちから自主を引き出していく。まっすぐ事業の取り組みながらも、自分のやっていることを客観的にみる冷静さがあるなー、と思った。
  • 2025年11月17日
    アンダークラス
    世界的な巨大通販サイトと、ベトナムからの自能実習生が交わることから生まれた殺人事件を追うミステリー。事件を追ううちに日本が凋落していく姿が見えてくる。5年前の作品だが、今、さらに悪い状況になっていることが歯痒い。
  • 2025年11月14日
    幹事のアッコちゃん
    シリーズ3作を一気読み。
  • 2025年11月13日
    3時のアッコちゃん
  • 2025年11月12日
    ランチのアッコちゃん (双葉文庫)
  • 2025年11月5日
    私労働小説 負債の重力にあらがって
    生きること、働くことは、「負債を返すこと」なんて、考えたこともなかった。負債とは、育ててもらった恩、雇ってもらった恩、生きていける環境を与えてもらった恩・・・。負債は、返さなければならない、という考え方にとらわれているかぎり、人は理不尽な状況に甘んじてしまい、からめとられてしまう。負債の重力から抜け出さなければ、未来はないが、果たしてできるだろうか?著者にとっては、かなり前の体験に基づく6編の小説だが、まさに今も状況が変わらず、なんならもっと悪くなっているのが苦しい。
  • 2025年11月1日
    中国の賢いキッチン
    1999年に刊行されたものの文庫版。オリンピックに向けて大きく変わる直前の中国の姿を垣間見ることができる。今は、さらに街の姿は変わっているだろうが、人の暮らし方や食への考え方はどうなっているのだろう。
  • 2025年10月16日
    百年文通
    百年文通
    時代をつなぐ机を介して、現代と大正時代の少女がつながる時間SF。文通を通して成長していく少女たちの物語でもある。巻末付録の充実度がすごい。
  • 2025年10月9日
    驚きの介護民俗学
    介護と民俗学に接点があるなんて考えたこともなかったが、こんな関わり方があり、お互いに得るものがあることに「驚いた」。介護の現場がいろいろな人に開かれることで広がる可能性が感じられた。なにより、介護施設の入居者の方々の話がおもしろいし、そのおもしろさをくみとる著者の姿勢がいい。
  • 2025年9月27日
    こいしいたべもの (文春文庫)
    いわゆるジャケ買いした1冊。もう、ホットケーキがおいしそうで。たべものにまつわるエッセイで、作者の人生のしあわせを、すこしのぞかせてもらったようで、心が温かくなる。
  • 2025年9月25日
    女の国会
    女の国会
    作者には申し訳ないけど、ミステリー部分よりも、選挙や国会議員の仕事の部分がおもしろかった。国政に打って出ることに、迷う市会議員に「市会議員は、身近にいる人たちの困りごとに対応する。その範囲を広げる、と考えればいい」とかける言葉に、本当にそうだなーと思う。
  • 2025年9月10日
    それでも、日本人は「戦争」を選んだ
    読み終えるまで、結構時間がかかったが、戦後80年の今年、読めてよかった。橋本治による文庫版のあとがきに「難解だけれど繰り返し読みたい」ということが書いてあり、そうだなーと思う。加藤先生の授業についていく生徒たちがすごい。
  • 2025年8月22日
    盆栽えほん
    盆栽えほん
    盆栽、つくってみたくなります。
  • 2025年8月22日
    堤鯛之進 包丁録
    完結編。事件ものでもある。
  • 2025年8月22日
    堤鯛之進 包丁録
    江戸の食って、なんでこんなにおいしそうなんだろう
  • 2025年8月18日
    女の子たち風船爆弾をつくる
    風船爆弾をめぐる女の子たちの物語。満洲事変あたりの戦中から戦後、そして現在まで続く無名の多くの「女の子」たちの日常が、少しずつ戦争にそまっていく。女の子たちの「名前」は記されず、みんな「わたし」。詩のような文体とあいまって感じた違和感が、ずっと残った。
  • 2025年8月5日
    ブート・バザールの少年探偵
    ブート・バザールの少年探偵
    高野秀行さんのXで紹介されていた本。ただ、高野さんの紹介文をよく読まず、勝手にインド版コナンのような物語だと思って読み進めたら、かなり違った。ミステリー要素よりも、インド社会の貧困や教育、ジェンダーなどの社会課題が色濃く投影されている。スラムで暮らす子どもたちが、とてもリアルに感じられ、著者の経歴や執筆の動機(あとがきでふれられています)を知って納得。
  • 2025年7月26日
    夏の庭
    夏の庭
    死から始まり、死で終わる、少年たちと老人のひと夏の邂逅。老人との出会いは、少年たちの世界を広げ、大人への一歩を踏み出させる。
  • 2025年7月24日
    天狗の台所(6)
    5巻から続けて読了。カレーが食べたくなる。次巻は来春とか。それまでに、1巻から読み直そうか
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