女の国会

38件の記録
- うたまる@utamaru2025年7月5日買った読み始めた読み終わった7/5読了 あらゆる職業と同じように、女性が社会で職を得て働くことがいかにハードルがあるのか、男性とは違う壁があるのかについて、ただ主張するのではなく物語の中で上手く描かれていた。 最後のオチの箇所は、一読しただけでは理解できなかったが、再読するのがミステリの楽しみでもあるので、いつか読み直そうと思う。 ただ、この物語のなかで最もバランスが取れている男性のようにみえる間橋の夫が何をどう考えているのかについて、少し考えてみたいなと思った。
- トオル@to_ru2025年7月3日読み終わった借りてきた面白かったー!!時間が許すならば一気読みできたわこれってくらいページが進む。あらすじだと女性国会議員と自殺した女性の婚約者である政界のプリンスが共に死の真相調べるとあるからバディものっぽいけどそうではなく各章によって主人公が異なる。秘書、記者、地方議員、国会議員とそれぞれの立場から協力しつつ真相に近づいていく感じ。割と早い段階で謎については予想ついたけど、面白さが損なわれたとは思わなかった。図らずも参議院選挙の前に読んだのはタイムリーでよかった。百年以上国のトップがずっと男であることに改めて重い気持ちに。投票に行こう。
- 🍻@far_away_2025年5月8日読み終わった社会で生きる女ならみんな頷きながら読むしかないページがたくさんで、ギリギリ心臓が痛くなりながら読んだ。 最後のどんでん返しというか驚きの展開にビックリしたし全くその予兆にも気づかなかった! ✍ 自分は首相になれないって、どうして思ったんだろう。女だから?政治家の家系じゃないから?人生はあと何十年もあるのに。どうして最初からあきらめていたんだろう。 日本で女性首相が生まれたことはない。 百年以上前から、百回以上組閣されているのに。女性首相はゼロだ。ネットで内閣総理大臣と検索すると、おじさんたちの写真がずらりと並ぶ。男、男、男、男•••・・スクロールしても、しても、男の写真しか出てこない。 これがどれだけ異様なことか、気持ちの悪いことか、どうして今まで気づかなかったのだろう。 女は怒っていい。こんなのおかしいと言っていい。 百年後の女の子たちには、「そんなひどい時代があったのか」と驚いてほしい。その頃にはきっと、今よりマシな現実があるはずだから。 p.317
- オソノ@3535KM22025年5月8日読み終わった一気読みで読了。 くっそーーー!と思ったり、うわ...と胸クソじいさんにドン引いたり、シスターフッドに胸が熱くなったり、いろんな感情を味わった。 ページをめくるのを止めたくなかった。 とりあえず今夜は牛丼食べる。
- shi☺︎ n@___shionlog2025年1月31日読み終わった@ カフェ突然亡くなった政治家の死の真相を探っていくという物語。謎を解き明かしていく中で活躍するのが女性国会議員、女性地方議員、女性秘書、女性新聞記者。 男性優位な社会の中で、どれだけ虐げられても自分の信念を曲げず、強く逞しく働く女性たちが、本の中で輝いていました。私には眩しくて、でもこんなふうに強く生きていきたい気持ちも芽生えて。出会えて良かった本になりました。
- はぐらうり@hagurauri-books2024年7月31日読み終わったサクサクと読める女性政治家の奮闘ミステリー。面白かった! 男性政治家がステレオタイプに感じられるのは、まさにステレオタイプだからなのだと思う。なんとなく、まだ小話が残っているような世界。それだけにドラマチックでもある。 最後は投票率どのくらいだったんだろう。ネタバレしたくないけれど、謎は溶けたが登場人物の政治活動はこれからな気がする。 このまま終わりだと尻切れな感じがするから、何年後かの続編構想があるんじゃなかろうか。政治が焦点ではないとは思うものの、単純に読みたい。