

トム
@yukiyuki7
自己啓発本、ビジネス本、ミステリー、ホラーが大好きです。
月に10冊以上読みます。
皆さんの感想を読んでから、本を買うことも多いです。よろしくお願いします。
- 2025年4月16日ヨイヨワネ あおむけ編ヨシタケシンスケこの本はいわばイラスト集です。 イラストと一言二言の色んな弱音が描いてあるだけです。 文章ではなく、脈絡もない。 LINEのスタンプのようにそれ一つだけで完結するイラスト集。 だからどこから読んでもいいし、1ページだけ読んで閉じてもいいし、反対側から読んでもいい。 ただ、「今の自分ってこれかも」という共感を見つけてください。 あなたの弱音はきっと解決しないし、進展しないかもしれません。 だけど、あなたが言いたい弱音はここにあります。 これはあなたが本当は吐きたい弱音を見つけるイラスト集です。
- 2025年2月27日読み終わった一つのものを見た時に、頭の中でどれだけマジカルバナナができるかという「発想の転換」を様々なシチュエーションに合わせて紹介している本だった。 頭が良い人の視点というか、こうやって考えたら頭が良くなっていくのかな?という印象。 例えば、行列の長さを見たときに、自分の時給と天秤にかけて、並んだ方が得か並ばない方が得かを考えたり、 お客さんの数が減ったら「人気がなくなった」と考えるのではなく「どこにその数字が流れたのか」と考えたり。 発想の転換もそうだけど「今見えている事実を数字に置き換えてみる」という理系の考え方に近いものを感じた。 総じて言えるのは1つのものを見た時に、どれだけマジカルバナナができるか、もしくは数字に置き換えてみるとどうか、という思考の具体例集がこの本だ。
- 2025年2月25日読み終わったYouTubeで桜井政博さんのチャンネルがオススメに上がってきたことで認知。 興味を持ちamazonで購入。 この人は、誰も傷つけず、言葉を丁寧に選びながらその時々で考えていたこと、思いや苦労を話してくれます。 読んでいて飽きなかった。 詳しい人が話すと、さらに面白く感じます。 今回は「ゲームについて思うこと」という本なので、ビジネスに対する姿勢や考え方というより、ゲーム全般に対して率直に思ったこと、感じたことがメインな気がします。 ビジネス書というよりかは、コラムやエッセイとかに近いテイストを感じました。 ビジネス視点で読みたいなら「ゲームを作って思うこと」を読んだ方が良いかも。
- 2025年2月21日漫画ビジネス菊池健読み終わったマンガが大好きで読み続けてきた人生。 お店に並び、表紙がカッコよくて買い漁り、マンガの中に夢を見た少年時代。 社会への準備、勉強とは?人間関係とは?成長とは?そんなことを学ぼうと視点を変えて漫画を読んでいた青年時代。 社会でもまれ、仕事とは?家族とは?お金とは?幸せとは?そんな悩みを解決するヒントを探して漫画を読む現在。 紙からデジタルに変わっていき、読み方も多種多様になってきた歴史の背景で、赤字、人材不足、時間不足、マーケットの変化などで苦悩し、もがいていた人たちのリアルをこの本で知ることができた。 一読者である僕は、紙だろうとデジタルだろうと、ただ、楽しくて読んでた。 でもそれは、紙からデジタルに移行し、流動的に新規ファンを獲得し続ける努力家たちのお陰だったんだと知ることができた。
- 2025年2月14日トラペジウム高山一実読み終わった【あらすじ】 主人公・東ゆうがアイドルになるために、東西南北の美少女たちを集め、4人組のグループを作るという計画を進める物語だ。 ゆうは、これまで数々のオーディションに落ちてきた過去を持ち、それでも夢を諦めず、緻密な戦略を立てて動いていく。 しかし、彼女は「アイドルになりたい!」という自分の夢をメンバーには一切話さず、「ただのボランティア」と偽り、3人を自分の計画に巻き込んでいく。** 例えば、南の華鳥蘭子とはテニス対決をきっかけに友達になり、西の大河くるみとはロボット技術大会を通じて関係を築く。そして、北の美嘉は整形によって美しくなった少女で、外見を強みに加わる。しかし、3人は「アイドルになる」ために集められたことを知らず、ゆうの一方的な計画に振り回されることになる。 さらに、ゆうは「アイドルになるために過去をクリーンにしておく」という考えのもと、ボランティア活動などを積極的に行い、世間に好印象を与える準備を進める。彼女の先見性や行動力は確かにすごい。しかし、その過程で3人の意見を一切聞かず、「みんなも同じようにアイドルになりたい」と勝手に決めつけていた。 結果的に、テレビ番組のボランティアコーナーに出演し、ディレクターのコネで事務所入りを果たす。しかし、くるみは人の注目を浴びることが苦手で、自暴自棄になってしまう。 他の2人も、ゆうの独断的なやり方に戸惑い、最終的に3人は事務所を解雇されてしまう。それでも、4人の友情は続き、ゆう自身はアイドルになることに成功し、物語はハッピーエンドを迎える。 【読んで感じたこと】 物語としては、ゆうの行動力や計画性は目を見張るものがある。 夢を叶えるためにここまで周到に準備し、着実にステップを踏んでいく姿勢はすごい。 だがしかし、ひつまぶし。 その一方で、「なぜそれをするのか?」という説明をせずにメンバーを巻き込むのは、読んでいて気持ちのいいものではなかった。 特に、「みんなもアイドルになりたいはず!」と自分の価値観を押し付け、他の3人の気持ちを一切考えなかった点には賛同できない。結果的にアイドルになれたからよかったものの、もし途中で計画が崩れていたら、3人の人生を大きく狂わせていたかもしれない。 『トラペジウム』は、夢を叶えるための「戦略」と、それによって生じる「人とのすれ違い」が交錯する物語だった。自分の夢を叶えることと、他人の意思を尊重することのバランスの大切さを考えさせられる作品だったと思う。
- 2025年2月5日悪魔とのおしゃべりさとうみつろう
- 2025年2月2日人生は「気分」が10割キム・ダスル,岡崎暢子読み終わった自己啓発ゲーム、読書、散歩、晩酌、曲、動画など「気分が良い」と思ったことは繰り返したくなる。 その “繰り返し” は習慣になったり、仕事になることもある。 人生とは気分によって大きく左右される。 人生は気分が10割。 という理論は納得できて、面白いなと思った。 なぜ「気分が良い」と感じるのか。 メカニズムや脳の働き。 「気分が悪い時に◯◯すると気分が良くなる方法」などを期待した。 しかし書いてあることは、自己啓発本などに書いてあるありがちな内容ばかり。 ・自分との約束は守る ・何もしない時間を作る ・行動がダサい人と距離を置く ・できない理由を探さない ・侮辱されてもやり返さない ・弱った時ほど自分を褒める ・安全圏から石を投げてくる人には構うな ・やりたくないことから終わらせる など。 あえてこの本を読む必要もないかなという印象。
- 2025年1月28日こうやって頭のなかを言語化する。荒木俊哉読み終わった自己啓発ノート術@ 自宅1. 言語化=聞く力 「言語化は聞く力のこと」という一文は、本書の核を非常に端的に表していると感じました。 よく「話す力」が重視されますが、本質は「聞く」こと、しかも他者だけでなく自分の話を聞く力なんですね。特に「自問自答」の重要性が強調されている点に深く共感しました。自分の声に耳を傾け、本音や気持ちを掘り下げるプロセスは、思考の質を高めるだけでなく、自分自身をより理解する助けになると思います。 2. 「なんとなく」を深掘りする言語化 「なんとなく」「いい感じ」など、曖昧な言葉の解像度を高めていくという考え方が素晴らしいですね。 質問の角度を変えたり、他の言葉に言い換えるプロセスは、仕事や人間関係のあらゆる場面で役立ちそうです。特にクリエイティブな現場や営業の場で、曖昧な要望を具体化する際に非常に実践的なアプローチだと思いました。 また、これを通じて、相手の「辞書」を作るという発想もユニークです。これは単なる言語化ではなく、相手を理解する行為そのもの。言語を通じて信頼関係を築く力が養われると感じました。 3. 「問い」を日常に取り入れる工夫 「できごと+感じたこと」をメモし、それを「のはなぜか」で掘り下げるステップは、非常に効果的ですね。思考を整理し、感情や行動の理由を明確にする訓練としても優れています。 特に「のはなぜか」を掘り下げることで、自分の行動原理や価値観を客観視できる点が魅力的です。このプロセスは、**日記やモーニングページ(朝一番に自由に書き出す日記)**と似た要素もあり、個人的な内省にも大いに役立つと思いました。 4. 具体的な書き方の提案が実践的 ノートを見開きで使い、「左に問い」「右に結論と改善点」を書くスタイルがシンプルで効果的だと感じました。これなら誰でも取り組みやすく、毎日の習慣に組み込みやすいですね。特にノートの右下を「自由メモ欄」として開放している点が柔軟で良いなと思いました。余白を使って新しい発想が生まれる予感がします。 5. メソッド全体を通じた印象 この本が提案している言語化のプロセスは、自己啓発本としては珍しく実行可能で具体的な手法が示されています。曖昧な概念だけを提示するのではなく、「どうやるか」を段階的に示している点が非常に良心的で、すぐに活用できそうです。また、こうした方法を通じて、最終的には自分と向き合う習慣が身につくのではないでしょうか。 総評 この本が提案する言語化の手法は、「自分の言葉で考える力」を養うための道筋を明確にしてくれています。自分自身や他者の思考を解きほぐし、深く理解する能力は、今の社会で必要とされる重要なスキルです。単なる自己啓発の枠を超え、自己理解と他者理解を高めるための一冊だと感じました。
- 2025年1月28日右園死児報告真島文吉ホラー読んでる@ 自宅人名、動物、物、無機物、無形など関係なく「右園死児(うぞのしにこ)」と名前を付けてしまうと、その周辺で謎の異常事態が発生する。 異常事態とは行方不明、変死、失踪、殺害、人体の変貌、無機物の異常動作、説明のつかない現象などが挙げられる。 しかし「右園死児報告書」など、別の文字列と合わさって使用される分には異常事態は軽減されるらしいけど、完全ではない。 本自体は分厚いが1ページあたりの文字数は少なく、サクサクページをめくっていけるので、めちゃ読みやすい。 本書は「右園死児」に関連した異常事態の報告書という体系で記述されてるので、僕たち読者は、その報告書を時系列に沿って読み進めていく感じ。 「右園死児」は異常事態を指す概念かと思いきや、得体の知れない生物として人間に寄生し、思考や行動を乗っ取ることができると判明した。 「右園死児」は寄生生物でもあった。 ますます分からん。結局「右園死児」がなんなのかの説明のはなかった。 最初は、タイトルの「児」って単語から子どもが登場するホラーかなと思ったけど全く違ったし、日常に潜む系のリアルなホラーなやと思ったけどそれも違った。 想像していた方向性とは違ったけど、SFアクションだと思えば、刺さる部分もあるかもしれん。 続編を匂わせるラストだけど「続きが読みたい!」とはあまり思わなかったや。
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