

ユースケ
@yusuke_1130
電車通勤(片道1時間)になったので本を読み始めました
- 2026年3月18日
古都川端康成読み終わった@ 電車八重子の父、太吉郎が市電で見知らぬ少女に目を留める場面。単なる背徳趣味ではなく、捨て子である千重子への転移されたまなざし——「本当の娘ではない」という罪悪感が、安全な距離の他者へと投影される。川端において若い女性の美は常に官能と滅びを内包し(『雪国』『眠れる美女』に一貫)、「見る/見られる」の非対称性こそが罪の甘さを生む。そしてこの「届かないまなざし」は、後の千重子/苗子の二重性へと接続する。同じ顔をした他人への眩暈——川端の美学の核心。 - 2026年3月13日
古都川端康成読み始めた@ 電車 - 2026年3月13日
生命式村田沙耶香読み終わった@ 電車村田沙耶香の世界に浸ると、日常のルールが全部「たまたま決まっただけの遊び」に見えてくる。 『生命式』。どの話も異常なのに、読んでいるうちに「自分もこっち側では?」と思わされる瞬間が。 ラストの「孵化」で描かれるペルソナの変容は、もはや他人事じゃない。あのドライで冷徹な筆致が、ざわつく心をいい感じに冷やしてくれる。 - 2026年3月10日
- 2026年3月6日
春の雪三島由紀夫読み終わった@ 利根町図書館『春の雪』読了。三島由紀夫の世界に浸る 美しい日本語に触れたくなり、三島由紀夫の『春の雪』を手に取った。 三島作品といえば、学生時代に『金閣寺』を読み、映画版の『春の雪』を観た記憶がある程度。まずはこの王道から改めて向き合ってみようと思った。 ストーリーの筋書きは映画のおかげで概ね頭に入っていたが、いざ活字で追うと、三島特有の圧倒的な教養と、重厚でどこか「まどろっこしい」ほどの比喩表現に、文字通り眩暈を覚える。 電車での通勤時間、そして広島へ向かう新幹線(推し活移動)の車中。日常と旅の移動時間を使い、1週間ほどかけてその耽美な世界を泳ぎ切った。 目標は、近いうちに『豊饒の海』全4巻を読了すること。こればかりは、日本人として死ぬまでに通っておかなければならない道だと、強く感じている。 - 2026年2月20日
コンビニ人間村田沙耶香読み終わった@ 利根町図書館異質な共感と衝撃。 世界で人気の女性作家特集の動画を見て気になっていた、村田沙耶香さんの作品を初めて手に取った。 中編というボリュームながら、読み終えた後の感覚はずしりと重い。一体これは何なのだ!なかなかの読書体験だった。間違いなく、かなり好きな部類の作家さんだ。 主人公の、ほぼロボットというか、一つの「モノ」と化したような生き方。そこにあるのは悲哀ではなく、むしろ不思議なほどの共感だった。 現代社会における「普通」への違和感。これこそまさに、令和の時代を象徴する小説だと強く感じた。次はどの作品を読もうか、今から楽しみ。
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