百年の散歩
32件の記録
葉山堂@hayamado2026年1月29日ベルリンの、カント通り、カール・マルクス通り、マルティン・ルター通り、レネー・シンテニス通り、ローザ・ルクセンブルク通り、プーキシン並木通り、リヒャルト・ワーグナー通り、コルヴィッツ通り、トゥホルスキー通り、マヤコフスキーリング。 それぞれの場所で綴られる十遍の連作集。 言葉あそびで重ねられた文章。 そのあそびは美しいもの、淡々としているもの、感傷的なもの、笑えるもの(かなり多い)とさまざまで、きちんと読まないと、軸にある「物語」は進んでいかない。だからどんどんどんどん、というような、飛ぶような豪快な読み方はできない。だがその一行に詰められた世界の広さ、深さ。一冊の本で意識はいつでもこれだけ遠いところへ行くことができる。 余談… 滝沢カレンさんってかなり多和田さんに近い感覚を持っているのではないかと思った。明るくすこやかな多和田さん。
Rika@ri_books_2025年10月16日心に残る一節「大人になっても毎日、手帳に新しく発見した単語を書き記し、語彙を増やしていく人を移民と呼ぶのだ。」(p.82) 読もうかな、どうしようかなとぱらぱらとめくっていた時に見つけたこの文章に心を撃ち抜かれてしまった。 なので、今日から読む。 多和田さんの文章に埋もれて暮らしたい。






ヨル@yoru_no_hon2025年3月3日『たくさんの他人がまわりにいる。その一人一人と知り合える可能性があるのだから、都市には無限の可能性がある。でもこんなにたくさんの人がいて、自分の会いたいたった一人の人とは会えるんだろうか。時間を決めて、場所を決めて、待ち合わせして、約束の時間を楽しみにして、会った後は、そのととを日記に書いて、何度も思い出して、霞のように消えてしまいそうな出逢いをしっかり固めていとうとするのだけれど、都市は水のように指の間からもれて、人間たちは気体になって蒸発し、期待して、待っても、今日、あの人はきっと来ないだろう。』(p60より引用)



















































