恋と誤解された夕焼け

13件の記録
- マサ企画室@masa13pub2025年5月22日読み終わった読書会詩は難しいと言われるが、詩は必ずしも全てを理解できなくてもよいと思う。 詩集であれば、その中の一部を味わったり親しんだり面白がったりすることができれば、詩を読む時間は充実すると思う。 そしてそのコツはある気がする。 最果さんの詩集を読むのはこれが三つ目だけど、今まで一番詩を読む楽しさを味わえた気がする。いい意味で読みやすくなってるのか、それとも自分が慣れたのか…? ★読書会課題本
- ニチカ@10942025年5月6日読み終わったこの本を読んでいたら、ふだんは本をまったく読まない弟が覗き込んできて「流れ星になったり白鳥になったり、いろんなものになるんだね」と言ってきた。たしかに、ってそのときは笑ったけれど、あとから、なるほど恋の本質ってそこかも、と思った。なんにでもなれる気がしてる、なににも負けない気がしてる。 きみを愛するにはこのクソみてーな世界も丸ごと愛さないといけない、みたいな諦めが常に漂っていて、でもそれを受け入れきれないから、美しいことばで詩を綴ってむりやり世界を好きになろうとしている、ようなものを感じた。だと思っていたら、あとがきに最果さんの詩を書く理由があって、ああ、あなたはわたしたちを救ってくれる側だったのですね、と一本取られた気持ちになった。 いままで詩集はあまり読まなかったけれど、詩っておもしろいなあと思えた。たのしかったです。