いつの空にも星が出ていた

いつの空にも星が出ていた
いつの空にも星が出ていた
佐藤多佳子
講談社
2023年8月10日
8件の記録
  • touno
    touno
    @to_u__no___
    2025年3月6日
  • 野球が好きすぎて人生に影響が出ている人たちの物語。 毎日の一戦に一喜一憂して、どうしちゃったんだろう。でも応援するのをやめられない。私自身同じ気持ちで野球を見ています。それぞれの物語は時間軸が異なり、大洋時代や優勝した98年の話、いわゆる暗黒時代、そしてDeNAの時代の話があります。私はDeNA以前のことは詳しくありませんが、と描写が詳しく描かれていて興味深かったです。スポーツ観戦で心を燃やす体験は時に人を狂わせます。それは時に愚かであり、美しいです。そんな姿を描いたお話にとても引き込まれました。
  • ユメ
    ユメ
    @yumeticmode
    2025年1月11日
    再読。2024年に読んだ本の中で個人的ベストだったのが本書。今回もボロボロ泣きながら読んだ。ファンがチームに寄せる期待感、現地観戦に特有の高揚感、チームの勝ちだけがもたらしてくれる喜び、望まぬ形で選手がチームを去るときの喪失感——そういったチームスポーツとそのファンをとりまく空気の描き方が抜群にうまくて、幾度となく感情を揺さぶられた。思わず自分が応援しているチームのことを振り返らずにはいられない。成績が低迷していた時期のベイスターズを応援する青年たちを描いた「ストラックアウト」は、殊に身につまされた。
  • ばんぶー
    @banboo
    2024年4月21日
  • ユメ
    ユメ
    @yumeticmode
    2024年1月28日
    様々な年代の横浜ベイスターズのファンを描いた物語。すごくよくてボロボロ泣いてしまった。すぐに胸がいっぱいになるから一気に読めず、章の途中で何度も本を閉じなければならなかったぐらい。私自身はベイスターズファンではないのだけれど、チームスポーツが好きな身として刺さるシーンが何度も何度もあった。応援しているチームだけがもたらしてくれるエネルギーや希望、そして「喪失」の描き方がピカイチ。ヒューマンドラマとして素晴らしいので、プロ野球に興味がない方にもお勧めしたい。
  • mee
    @me__024
    1900年1月1日
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