いつの空にも星が出ていた

8件の記録
- 神崎ミル@Miruktea6442025年3月5日読み終わったかつて読んだ野球が好きすぎて人生に影響が出ている人たちの物語。 毎日の一戦に一喜一憂して、どうしちゃったんだろう。でも応援するのをやめられない。私自身同じ気持ちで野球を見ています。それぞれの物語は時間軸が異なり、大洋時代や優勝した98年の話、いわゆる暗黒時代、そしてDeNAの時代の話があります。私はDeNA以前のことは詳しくありませんが、と描写が詳しく描かれていて興味深かったです。スポーツ観戦で心を燃やす体験は時に人を狂わせます。それは時に愚かであり、美しいです。そんな姿を描いたお話にとても引き込まれました。
- ユメ@yumeticmode2025年1月11日読み終わった感想@ 自宅再読。2024年に読んだ本の中で個人的ベストだったのが本書。今回もボロボロ泣きながら読んだ。ファンがチームに寄せる期待感、現地観戦に特有の高揚感、チームの勝ちだけがもたらしてくれる喜び、望まぬ形で選手がチームを去るときの喪失感——そういったチームスポーツとそのファンをとりまく空気の描き方が抜群にうまくて、幾度となく感情を揺さぶられた。思わず自分が応援しているチームのことを振り返らずにはいられない。成績が低迷していた時期のベイスターズを応援する青年たちを描いた「ストラックアウト」は、殊に身につまされた。
- ユメ@yumeticmode2024年1月28日読み終わった感想@ 自宅様々な年代の横浜ベイスターズのファンを描いた物語。すごくよくてボロボロ泣いてしまった。すぐに胸がいっぱいになるから一気に読めず、章の途中で何度も本を閉じなければならなかったぐらい。私自身はベイスターズファンではないのだけれど、チームスポーツが好きな身として刺さるシーンが何度も何度もあった。応援しているチームだけがもたらしてくれるエネルギーや希望、そして「喪失」の描き方がピカイチ。ヒューマンドラマとして素晴らしいので、プロ野球に興味がない方にもお勧めしたい。