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@yomyom_Kotonoha
物語と言葉による表現が何よりも好き。お気に入りの本のこと、本を読んで考えたことについてすこしずつ呟きます。 児童文学/ファンタジー/怪奇・伝奇/幻想/時代・歴史/神話/古典・和歌/現代詩歌/自伝・エッセイetc.
  • 2026年1月7日
    余命一年、男をかう
    倹しく生きることがモットーの40歳事務員ヒロインが、余命宣告をきっかけにホストを"衝動買い"し、人生が変わっていくラブストーリー。 余命一年とわかったらどうするか?ありがちなテーマを読み替えて、欲望=お金の問題として描いているのが斬新だった。 徹底した自己責任論の下コスパを追求して資産形成に励んできた唯と、ホストとして自分の価値を切り売りして搾取することにもされることにも自覚的な瀬名。 2人の出会いは歪なシンデレラストーリーのようでいて、現代人の欲望を皮肉にも痛快にも炙り出している。 個人的には、主人公・唯が向き合う欲望が、恋愛や性への欲求から推しに対する消費欲求へとあまりに一直線であることが息苦しかったり…。 結局人間の欲望は資本主義の中でしか満たせないのか? 本当にお金で買えない価値とは何か? 読み味はライトだけど、色々考えさせられる小説だったな。
  • 2026年1月4日
    いつの空にも星が出ていた
    2026年初読了本。横浜ベイスターズの歴史を軸に、プロ野球の応援に青春を賭ける人々の姿が描かれる連作短編。 私自身はスポーツ観戦に熱を入れてきたタイプではないけれど、横浜を応援する主人公たちの熱い想いに、自分でも意外なほど胸打たれてしまった。 プロ野球のシーズンは毎年のことだから、長年のファンであればあるほど球団の歴史と自分の人生がリンクしてくる。応援という行為は、勝敗に直接的な影響を与えられるわけではない分祈りにも似ていて…。「自分がちゃんとしていないとベイスターズが勝てないぞ」と目の前の課題に取り組む主人公の姿に、祈りというものの本質を見た気がした。 誰かを応援するということは、自分自身に返ってくるエールでもあるんだな。 華々しい才能が火花を散らすプロスポーツの舞台と並行して、決して光が当たらない「普通」「平凡」の人々が働く姿の格好良さが描かれていたことも印象的だった。 ベイスターズはもちろん、頑張るすべての人への応援歌だなと思えた本!2026年は初めて球場に野球を観に行きたくなった〜
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