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@yomyom_Kotonoha
物語と言葉による表現が何よりも好き。お気に入りの本のこと、本を読んで考えたことについてすこしずつ呟きます。 児童文学/ファンタジー/怪奇・伝奇/幻想/時代・歴史/神話/古典・和歌/現代詩歌/自伝・エッセイetc.
  • 2026年2月24日
    スモールワールズ
    初めて読む一穂ミチさんの短編集。 不妊に悩む女性が傷ついた少年に出会う「ネオンテトラ」、ある傷害致死事件の加害者と被害者の往復書簡「花うた」、生き別れになっていた娘が変貌した姿で現れる「愛を適量」…。 どの作品も人と人が関わり合う中で生まれるささやかな感情を、綺麗事で済まない悪意も含めて掬いあげている。それでも慈しみを持って人間を描く筆致は丁寧で、他の作品も読んでみたくなった。
  • 2026年2月23日
    グレート・ギャツビー
    グレート・ギャツビー
    友人との読書会のために再読。 夢のために虚飾に生き、それゆえに虚飾で死ぬことになるひとりの男の物語。 ギャツビーが追い求めた夢の世界が豪華絢爛な文体で綴られ、煌めくような表現にひたすらうっとりさせられる。 片田舎の青年から成り上がったギャツビーは確かにアメリカン・ドリームの体現者ではあるのだけれど、その夢がすでに過去のものになっていることについぞ気づかない。 彼の孤独な最期はまやかしに生きた彼に相応しいものだったかもしれないけれど、滅びゆく夢への哀惜に満ちて美しい。 アメリカそのものを主題とするアメリカ文学の最高峰で、改めて読み返してもやっぱり大好きな小説! 他の訳でも読んでみたいけど、野崎孝訳が名文すぎて、これでよくない?って思っちゃうんだよな〜〜
  • 2026年2月17日
    無人島には水と漫画とアイスクリーム
    最果タヒさんが漫画(とたまにアイスクリーム)について綴るエッセイ。 取り上げられている漫画は肩肘張らずに読める作品も多いけど、「なぜ好きなのか」を読み解くうちに深い思考に到達している。 私もこんな深度で物語に触れられる読者でありたいな。 タイトルが好き。
  • 2026年2月16日
    冗談に殺す
    冗談に殺す
  • 2026年2月16日
    大魔法使いクレストマンシー トニーノの歌う魔法
    大魔法使いクレストマンシー トニーノの歌う魔法
  • 2026年2月16日
    大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば
    大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば
  • 2026年2月13日
    きみを愛ちゃん
    詩人・最果タヒさんによる、"キャラクター"に対する愛を綴ったエッセイ集。 キャラクターを好きになる時の距離感って、確かに生身の人間を好きになる時とは違って独特。 読者という視点なら、実在の人間にはありえないほど深い内面にも踏み込めてしまうから、キャラクターへの共感は強烈なものになるんだろう。 そこから生まれる愛情を、凄まじい言語化能力で分析していて面白かった。
  • 2026年2月9日
    ついでにジェントルメン
    柚木麻子さんの本の中で、連作ではない、一編一編が独立している短編集は初めて読んだ。面白かった! 喋る菊池寛像、ゲーム世界に転送される弱者男性、別れた夫の父親と同居することになるシングルマザー…。 設定は奇想天外だけど、すべての短編に女性の強さが漲っていて、どん詰まりの人生から一歩踏み出す主人公たちに勇気をもらえた。 文壇や高級ホテル、美食など、どこかハイソな文化の香りが漂うところも興味深い。 お気に入りは、くたびれた見た目の子持ち主婦が思わぬ食通ぶりで男たちの鼻を明かす「エルゴと不倫鮨」。大好き!
  • 2026年2月5日
    てくてく地獄さんぽガイド
  • 2026年2月5日
    ファンタジーを書く
    ファンタジーを書く
  • 2026年2月5日
    グレート・ギャツビー
    グレート・ギャツビー
  • 2026年2月3日
    コンビニ人間
    コンビニ人間
    徹底したマニュアルに従って管理され 、常に商品やスタッフを入れ替え続けて循環を止めないコンビニエンスストア。 主人公の目線を通して、コンビニという空間が社会全体に拡張されていくような不気味さに戦慄した。 現代人は誰しも無自覚のコンビニ人間なのかもしれない…。
  • 2026年1月31日
    本屋さんのダイアナ
    未婚の母に育てられたダイアナと裕福な家庭で育った彩子。正反対のふたりだが、共通しているのは本が大好きだということ。 親友となる彼女たちに待ち受ける、仲違いと別離、それぞれの人生。 "女の子である"ことに打ちのめされる日もあるけれど、何人も女の子の翼を折ることはできないということを、大好きな本が教えてくれる。 柚木麻子さんの作品は、シンプルに面白い小説でありながら、フェミニズムへの深い理解と女性たちへのストレートなメッセージに貫かれているところがいいよね。 読んでいて、高名なフェミニストの「すべての解放は自己解放」という言葉を思い出した。 名作少女小説のエッセンスを散りばめながら、現代を生きる少女たちへの確かなエールになりうる本だ。
  • 2026年1月26日
    さんかく
    さんかく
    「食の趣味が合う」ことだけを理由に同居する男女と、浮気ではないはずなのにそれを秘密にされている恋人の三角関係。 食と性は密接に関わり合うものだとどこかで読んだことがあるけど、「食の趣味が合う」ことはそのまま、男女としての欲望も重なり合いやすいことを示すのかもしれない。 一線は越えない距離感を保ちつつも、男と女の関係の美味しいところだけを味わっているような登場人物たちに、狡いなー!と言いたくなった。 出てくる料理が美味しそうで、今日はいつもより丁寧に食事の準備をしてみようと思わせてくれる本。
  • 2026年1月21日
    息がとまるほど
    女性の恋愛と欲望を描いた短編集。 夜とお酒と、男女の駆け引きと女同士の悪意が渦巻く大人の世界。 描かれる男女観は古いと言えば古いけど、登場する女性たちは皆旧弊な女性性を乗りこなそうとして必死に足掻いているようにも見える。欲望のために自ら女を武器にするけど、その戦いに敗れ去っていく女性の姿を描いている。 その敗北によって、かえって新しい価値観に到達できそうな希望を見いだせなくもないのかな。 既婚の男との火遊びを楽しんだ主婦が、手酷いしっぺ返しを食らう「蒼ざめた夜」がお気に入り。
  • 2026年1月15日
    ばにらさま
    ばにらさま
    山本文緒さんの遺作となった短編集。 ごく普通の人たちの生活が描かれているはずなのに、その日常はふとした瞬間に暗転する。 叙述ミステリみたいにスリリングな作品集だった。
  • 2026年1月7日
    余命一年、男をかう
    倹しく生きることがモットーの40歳事務員ヒロインが、余命宣告をきっかけにホストを"衝動買い"し、人生が変わっていくラブストーリー。 余命一年とわかったらどうするか?ありがちなテーマを読み替えて、欲望=お金の問題として描いているのが斬新だった。 徹底した自己責任論の下コスパを追求して資産形成に励んできた唯と、ホストとして自分の価値を切り売りして搾取することにもされることにも自覚的な瀬名。 2人の出会いは歪なシンデレラストーリーのようでいて、現代人の欲望を皮肉にも痛快にも炙り出している。 個人的には、主人公・唯が向き合う欲望が、恋愛や性への欲求から推しに対する消費欲求へとあまりに一直線であることが息苦しかったり…。 結局人間の欲望は資本主義の中でしか満たせないのか? 本当にお金で買えない価値とは何か? 読み味はライトだけど、色々考えさせられる小説だったな。
  • 2026年1月4日
    いつの空にも星が出ていた
    2026年初読了本。横浜ベイスターズの歴史を軸に、プロ野球の応援に青春を賭ける人々の姿が描かれる連作短編。 私自身はスポーツ観戦に熱を入れてきたタイプではないけれど、横浜を応援する主人公たちの熱い想いに、自分でも意外なほど胸打たれてしまった。 プロ野球のシーズンは毎年のことだから、長年のファンであればあるほど球団の歴史と自分の人生がリンクしてくる。応援という行為は、勝敗に直接的な影響を与えられるわけではない分祈りにも似ていて…。「自分がちゃんとしていないとベイスターズが勝てないぞ」と目の前の課題に取り組む主人公の姿に、祈りというものの本質を見た気がした。 誰かを応援するということは、自分自身に返ってくるエールでもあるんだな。 華々しい才能が火花を散らすプロスポーツの舞台と並行して、決して光が当たらない「普通」「平凡」の人々が働く姿の格好良さが描かれていたことも印象的だった。 ベイスターズはもちろん、頑張るすべての人への応援歌だなと思えた本!2026年は初めて球場に野球を観に行きたくなった〜
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