

siu
@rain0730
※個人の感想です
- 2025年8月21日すみれ荘ファミリア凪良ゆう読み終わった短編連作でそれぞれにテーマがあって読みやすかったです。特にPMSと生理で月の半分は屍のようにぐったりする女の子の恋愛観「たゆたえども沈まず」、他者の世話を焼くことで自己承認欲求が満たされ自分から離れようとすることを許さない自己愛の塊「名前のない毒」の2篇が心に残りました。 どの話も共感し、自分の言語化できないモヤモヤが幾分かスッキリしたように感じます。
- 2025年8月18日カフネ阿部暁子読み終わったポロポロ泣きながら読んだ。登場人物一人ひとりの生き方に人生背景に共感して、投影してしまって。ご飯を食べることの温かみを知って。とりあえず生きてみようかな、と改めて思った。 みんな言わないだけで、それぞれの苦悩も葛藤もあって、だからちゃんと向き合いたい。伝えたい。そう思った。
- 2025年8月14日ミステリなスイーツ 甘い謎解きアンソロジー友井羊,坂木司,柚木麻子,畠中恵,若竹七海読み終わった好きな作家さん達だ〜!って手に取ったら、読んだことある短編の詰め合わせだった!!!でも久しぶりに読み返したら、やっぱり面白かったな。 解説に書かれている他のスイーツにまつわる小説も読んだことがあるものばかりで、どんどん連鎖反応で記憶を掘り返して、甘さでいっぱい
- 2025年8月13日
- 2025年8月7日セルフィの死本谷有希子読み終わった正直、よく分からなかった。 多分、主人公に共感出来なかったからだと思う。私も承認欲求の権化だけど、ここまで歪むことはできないと悟った。じゃあ私は正常なのかと問われれば、それはそれで全くもって違うのだが。 リアルとネットの区別がつかなくて、それを伝えたいのかもしれないけど、率直に読みずらいなぁと思った。でも、主人公が生活の中で色々なことを想像するところは私と似ているなと思った。そこから、被害妄想し、他者を言葉のナイフで責め立てるのはちょっと受け入れられないけども。 個人の感想なので悪しからず。
- 2025年8月3日インシテミル米澤穂信読み終わったずっと読みたくて、でも、本の太さにたじろいで。覚悟を決めてページを捲ったならば、指も思考も止まることを知らなかった。久しぶりに浴びるミステリーがこの本で良かった。 私は読者で、探偵で、作者の掌の上で踊る演者だった。
- 2025年8月1日愛じゃないならこれは何斜線堂有紀読み終わった
- 2025年7月14日西の魔女が死んだ梨木香歩読み終わったオススメ本に良くされているので読んでみた! 主人公と感性が同じで、言語化しづらい心のふわふわ感もなんか嫌な感じも似てて、友達になりたいって思った!!読んだ本の知識や新しい言葉を今がその言葉の使い所かも!って思って自分のものにしていくのそっくりだった! でも、彼女には話を聞いてくれる西の魔女がいて、学校に行かなくても許してもらえる親がいて、いいなぁって羨ましく思う。
- 2025年7月11日米澤穂信と古典部米澤穂信気になる
- 2025年7月11日米澤屋書店米澤穂信気になる
- 2025年7月11日チョコレート・ピース青山美智子気になる
- 2025年7月11日読み終わった10代でもないけれど、インナーチャイルドがうるさくて、あの時の自分に起こっていたことを客観視したくて読んだ。 「いい子キャラ」を演じるのがとても辛い。 自分で言うのもおかしいけど、勉強もできて、人間関係も問題がなくて、みんなから信頼されて、人間らしい生活も送れているのに、生きづらい。 それは、作られた自我と、本当の自分との間で、もう自分が保てなくなっているんだって気づいた。 「好き」「嫌い」「得意」「苦手」「これは許せるけど、これはちょっとダメ」という小さな意思が積み重なって自我が形成される。だから、他者との心の境界線もハッキリするんだ。 それから、「人に話す」ことが大事だと思った。紙に書き出しても、変わりたいと思っても、1人でできることなら全部やったのに、変わってない現状がある。確かに人に話すのは怖い。だけど、このやり方じゃダメなら心の扉を開くしかないって思った。 親や家族は「うるさい」「あんたの話つまらない」 先生は「みんなそうだよ」「今の環境に感謝しなさい」 友達は「考えすぎだよ」「私の方がもっと辛い!」 誰からも話を聞いてもらえなかった過去から、もう諦めてしまっていたけれど、変わりたいなら1歩踏み出すしかないんだよね。
- 2025年7月4日名探偵の顔が良い森晶麿読み終わった森晶麿さーん!!!高校生の頃に黒猫シリーズで出会ってから貴方の虜なんですよ!?!? という、推し作家への愛を語りたくなるぐらいに今回もいい作品だった…。 ・森晶麿さんの文体大好き! 論理的っていうか、少し堅苦しい感じ…?のする文章書かれる方なんだけど、現代チックなユーモアに富んだ文もあってギャップでどんどん読み進めてしまう…病みつきになっちゃう…! ・ミステリーの構成大好き! この本の中にもアガサ・クリスティやら江戸川乱歩やらミステリー好きなら「あー!!!」っと声を上げたくなるモチーフが沢山散りばめられていて、読んでいて本当に楽しいー!!! 読みずらい感想文で申し訳ないけど、私のワクワク感を感じてもらえればそれでもヨシッ!!!
- 2025年6月25日深夜0時の司書見習い(1)近江泉美読み終わった「オーダーは探偵に」シリーズでお馴染みの近江泉美さん!中学以来の再会だ!!久しぶり!!! さて今回はビブリオファンタジー! 現実にある本の内容に触れつつ、ストーリーが展開していく感じ。 あらすじは各々読んでもろて…感想から入ります。 もうね、ファンタジー×本ってだけで心躍るし、言葉一つ一つが刺さるッ!!!私の欲しい言葉、言語化が難しいことも全部表現して、それでいて、差し出してくれる感じ。押し付けがましくないところがミソ!勇気をくれるんだ。例えばさ、自分に全くいい所がなくて、「無意味で無価値だ…」って嘆く日もあるでしょ?そんな時に「待って、その価値観って誰の?私じゃない他人のSNSの言葉で、私を押し潰してないか?」っていう風な事に気づかせてくれた。これは1話目の荘子から派生した話。他にも素敵な言葉沢山あって書ききれない…。それに言葉だけじゃない、本編自体も起承転結が素晴らしい!「え!ここで伏線回収するの!」みたいに、読んでいて常にドキドキワクワクが止まらない! いや〜久々に心が荒ぶる程の本に出逢えた。
- 2025年6月24日
- 2025年6月16日
- 2025年6月8日黒猫とショコラトリーの名探偵 月夜の猫会議(2)伊東七つ生,高里椎奈読み終わった
- 2025年6月2日さみしい夜のページをめくれならの,古賀史健読み終わった
- 2025年5月31日スマホ脳アンデシュ・ハンセン,久山葉子読み終わった
- 2025年5月30日冬期限定ボンボンショコラ事件米澤穂信読み終わった今回はいつもの様子と違って、小鳩くん自身が当事者になっちゃった!?轢き逃げにあい動けない中、意識は3年前の事件と重ね合わせていく、という感じです。 回想シーンが入ると物語って読みにくくなる(個人の感想です)と思うんだけど、米澤穂信さんの文はそういうこと無くて、現在と過去の相違点を分かりやすく示して読みやすかった。今回で一応、小市民シリーズは終わりを迎えたと思う。最後の小鳩くんと小山内さんの会話は春季限定いちごタルト事件から追い続けてきた者としてはジーンとくるものがありました… この2人が大学生になった話も読んでみたい!
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