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@rain0730
※個人の感想です
  • 2025年11月24日
    増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険
    卒論を書く上で、「自己肯定感が低い人が最近多いなぁって思うけど、それってSNSで他者比較して、自分の存在価値を見失ってるのかもしれない」という仮説があったから読んでみた。 実際その要素も捨てがたいけど、スマホを持つことで「自分の考えや感じ方」と向き合う時間が無いっていうのが書かれている本だった。スマホ依存って、言っちゃえば、現実逃避だから。自分のモヤモヤや不安、悩みから逃げるための道具だから。かと言って、スマホを無くすことはできないんだけど。(過大解釈してます)っていうのを、哲学という文脈の中で書かれていて、人の言葉の力は偉大だなぁと感じた。また、アニメや映画などのコンテンツからの引用もあり、読者が哲学に親しみやすいように工夫されていて読みやすかった。
  • 2025年11月24日
    令嬢のマナーと教養図鑑
    令嬢のマナーと教養図鑑
    表紙に惹かれて購入。 アフタヌーンティーのマナーや紅茶などの教養、おもてなしをする際のマナーといったこれを知っておけばよりアフタヌーンティーが楽しめるぞ!という本になっている。フルカラーかつ挿し絵が分かりやすい。見ているだけでお嬢様になったかのようだ。知識はいくらあってもいい。ただ、それを名称として理解するのではなく、実際に経験することでより深みが出ると思った。ので、今度アフタヌーンティーに行こうと思う。
  • 2025年11月17日
    「認められたい」の正体 承認不安の時代
    今の私は親和的他者から承認を得られないから、諦めて集団的他者で承認されて自分の価値を見出そうとした。けど、「本当の自分」じゃなくて「他人から好かれるような自分」を演じてしまったが故に、欲求不満や自己不全感をもった。一般的他者に認めてもらえるような道徳的行動を沢山したはいいものの、認めてもらえていることを感じられなくて虚無。存在価値が揺らぐ〜!!!
  • 2025年11月13日
    7日間で自己肯定感をあげて自分らしく生きる方法
    結論から言うと7日で自己肯定感は上がらないし、変化も感じなかった。自分の凝り固まった認知は、中々解すのは難しいらしい。 ただ、こういう自己啓発本を読む度に「私は私」「他人の機嫌を取る為に生きてる訳ではない」と再認識することができる。(思うだけで結局変われはしないのだが…) 自分の本当にしたいことを問い直して、伝えることが出来ればいいんだろうな。欲求が満たされないから自己不全感に陥る。伝えるに関してはアサーショントレーニングをするかな。
  • 2025年11月8日
    あなたの人生、片づけます
    近年「汚部屋」という言葉が出てくるようになった。ペットボトルが散乱し、洋服はぐちゃぐちゃのまま床に放ったらかし。食べ物はUber Eatsで楽に手に入り、それも机やキッチンに放置するというような状態なのではないかと思う。 では、なぜそのような状況になってしまうのか? 片付けるやる気が起きない、帰ってきたらヘトヘトで生きるだけで大変、物が勿体ない。そんな風に身体の疲れだけでなく、メンタル面でも大きな問題があるのではないか。 前置きが長くなり恐縮です。 この本は『部屋を片付けられない人間は、心に問題がある』と考える片付け屋が、原因を探りながら部屋も心も綺麗にするという物語である。 最初は片付け屋に対して猜疑心丸出しの主人公達だが、人間関係など自分の内面を見つめ直し、現実でも片付けに着手していく姿が、とてもスカッとした。心に風が通り抜けていくようだ。実際に私も、イライラした時は一瞬でも使わないと思ったものはなんでも捨ててしまう。あの時の爽快感を本を通して感じた。
  • 2025年11月5日
    教授のパン屋さん
    『オーダーは探偵に』シリーズの近江泉美さん。 舞台は北海道、少し変わった大学教授と青年は大好きなパンと共に、日常を過ごしながらもミステリーに巻き込まれていく。 今どきの子でも読みやすい本になっていると思う。工学知識がちらほら出てくるけど、わかりやすい言い換えがされていて読者のハードルを下げる工夫がされていると感じた。それに時々、核心をつくような、心に刺さったりじんわり染みたりするような言葉選びが好き。 4話構成でテンポ感の良いストーリー展開。 ぜひ読んで欲しいと思います!オススメ!!
  • 2025年11月5日
    星の王子さま
    星の王子さま
    「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」でお馴染みの『星の王子さま』 最初に読んだ時は小学生だった。幼い頃はこの物語がなんで良いと言われているのか分からなかったし、覚えているのはボアの話とバラがわがままだということ。 でも、大学生になって読み返して見て思う。確かに私は目には見えないものを大切にしている。相手の話す言葉は目に見えるか?感情は?その時考えたことは?目に見えないものに悩まされて、私は生きている。 あと、王子さまが1本のバラを思い続けるように、主人公(パイロット)が王子さまを壊れ物の様に大切に抱いたように、私も愛されたいなと思ってしまった。 スーパームーンの夜に記録。
  • 2025年11月2日
    「そのままの自分」を生きてみる 精神科医が教える心がラクになるコツ
    読みやすくて、言葉が胸にスっと染み入るような感じの本。変わろうとする時は「こんな自分が嫌だから変わりたい!」「今までの自分から変われば未来は明るいかも!」と、どうしても自己否定が根本にあると思う。だから、まずは自分の考え方も性格も大切にした後に、じゃあ1歩踏み出すか、そんなノリでいいんだなぁと思った。
  • 2025年11月1日
    学園の魔王様と村人Aの事件簿
    こ、こいつは男子高校生の関係の1つ、「可愛い」を体現したような小説だった。いや、ミステリーではあるよ?あるけどね!オタクとしては、高校生同士の友情を感じて、胸がギュンと、尊いボルテージ最高潮でした。一つ一つの話のトリックも然ることながら、その全てがカモフラージュと思わせる特大ネタをラストにボンッ!!内容も良かったです! いや〜表紙の問七さんのイラストに惹かれて購入したのだが、いい作家さんに出会えてhappy
  • 2025年10月27日
    駈込み訴え 太宰治集 (古典名作文庫)
    最初は大好きな声優、鳥海浩輔さんの朗読で知った。太宰治ってハードル高いなぁと思っていたけど、読みやすくでびっくり。人間の嫉妬とか憎悪とか、自責と他責がコロコロ入れ替わるところとか、美しい人だと言っておきながら自分がその人の視界に入らなければ貶すところとか、見返りを求めてしまうところとか、ありのままの人間の姿が見られて嬉しい。
  • 2025年10月12日
    私が大好きな小説家を殺すまで(1)
    辛い家庭環境で育ってきて、本に救われて、その人自身にも救われた女の子。今度は私が救う番だと創り上げた小説で人生が壊れてしまった。才能が才能を食い潰して、お互いが利用しあって共犯者。でも傍にいたのは利益の為だけじゃなくて、微かな1本の細い愛があったんじゃないかと思う。愛…というか信仰?かもしれないなと感じた。
  • 2025年10月7日
    禁断の罠
    禁断の罠
    やっぱり米澤穂信さーん!!!おもろ〜い!!!いつも予想できない結末を書くんだから〜!!!
  • 2025年9月24日
    バニラな毎日
    バニラな毎日
    私もバニラが大好き!甘い匂いのお菓子はもっと好き!! 最初閉店が決まった洋菓子店から始まって、え、もう物語の起承転結の「結」では?と思っていた。でもそこからぐんっと進むのが物語というもので。登場人物はみんな悩みを抱えていて、何の因果か思い出のお菓子もあるという。ならば作るしかないじゃんね!!!甘いお菓子はどんな人の心も動かす。これは現実でもそうでしょう?一人ひとりが前を向く瞬間に出会えて良かった。 時には甘いお菓子を食べて自分を甘やかすのも大切です。だって、甘やかしてくれる人なんていないんだもん。自分のご機嫌は自分でとるしかねぇ!!!
  • 2025年9月24日
    殺人出産
    殺人出産
    理解できそうで理解できないような、ありそうでないような世界線の話だと思った。「言いたいことは分かるぜ。でもな…」みたいな感じ。理性とか倫理観とかそういうのに邪魔されてその世界の住人になりきれない。むしろ読者が異質と感じさせられた。面白い。
  • 2025年9月24日
    深夜0時の司書見習い2
  • 2025年9月23日
    新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。
    やーっと第12週まで終わった〜! 結構サボっちゃったけどね… 読み終わって、ワークまでして思ったのは、やっぱりまだ創造的になるのは怖いなぁってこと。他人からの評価を気にしているうちは自分が好きだって思うことを隠して周りに合わせてしまうし、それを表現するのも笑われたら嫌だから何もしないまま。でも心の中では自分の好きを他の人にも知ってもらいたいって叫んでる。 そのギャップに苦しんでいたけど、この本を読んで結果なんてどうでもいいから心の赴くままに創作しようと思った!空の綺麗さも花の美しさもホットケーキの蜂蜜が滴るキラキラも、全部私の好きを切り取って保管する。 この本の一文に「自分を貴重品のように扱えば、自分は強くなる」って言葉があって、それを抱えて生きていこうと思った。 モーニングページは起きた直後の頭で考えていることを書き出すのに丁度良くて、アーティストデートは私のご機嫌取りに良かったのでこれからも続けていきます。
  • 2025年9月17日
    腹を割ったら血が出るだけさ
    本当の自分を隠して、周りに好かれるように振る舞う時、「死にたくなる」のも「舌を噛む」のも激しく共感した。白い箱の場面も、もう1人の自分と対峙して好きなものを数えてる姿が好きだった。 登場人物に自我を投影する癖は昔から抜けなくて、そんな人間がいることを分かってくれているなと感じた。
  • 2025年9月12日
    大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした
    やること全て上手くいかなくて辛い時、毎日同じことの繰り返しで行き詰まりを感じて苦しくなった時、自分なんてどうでもいい存在なんだと泣きたくなった時。そんな時に立ち止まって読み返す本だと思った。
  • 2025年9月4日
    人間関係 境界線の上手な引き方
  • 2025年8月21日
    すみれ荘ファミリア
    短編連作でそれぞれにテーマがあって読みやすかったです。特にPMSと生理で月の半分は屍のようにぐったりする女の子の恋愛観「たゆたえども沈まず」、他者の世話を焼くことで自己承認欲求が満たされ自分から離れようとすることを許さない自己愛の塊「名前のない毒」の2篇が心に残りました。 どの話も共感し、自分の言語化できないモヤモヤが幾分かスッキリしたように感じます。
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