砂漠

24件の記録
- haku@itllme2025年8月3日読み終わったもう、登場人物達の名前を覚えてしまった。 西嶋、東堂、鳥井、北村、南 ついでに莞爾、古賀さん、鳩麦さんとか? ハラハラもしたしドキドキもしたしグッとくる時もあった。 印象に残っているのは最初の合コン終わりのボウリング。 飲み会のときには嫌悪感を抱いた西嶋にわたしはこの時から既になんだこの人は!?と思っていた。 張り込みをするときはドキドキしたし、 鳥井のことはドキッとした。 東堂と西嶋については今ではどちらも最高に好きだ。 無愛想なん感じも、なのに西嶋なのも。 登場人物の言葉も性格も一人一人がある意味で辛辣で優しくて我があって。 鳥瞰型から近視眼型に変わる北村もいい味だった。 最初は西嶋がどうなることかと思ったがあの西嶋に惹かれていく、4人がわたしは心底羨ましく、それに感謝する西嶋にさらに惚れた。 わたしも砂漠に出ていくときに懐かしむようなオアシスがあるのだろうか。 この1冊を読んで今すぐにでも確率と中国語の勉強をしたいものだと思った。 なんてことは、まるでない。
- mikanz@mikanz2025年8月2日読み終わった大好きな友達が大好きな本! 私にとっても大切な本になった🏜️ 助けたい人を助けることは決して偽善じゃないんだって肯定してくれる切実さがよかった (途中で数回安吾が引用されてたことにふふってなった、人間に対する目線があたたかい点で確かに西嶋と安吾は似てるかも?)
- たな@tana_o2025年7月31日読み終わった感想読書日記社会に出る前に読みたかったなと思います。 これから社会に出る方や、今迷いの中にある社会人にもぜひお勧めしたい。 砂漠に雪を降らせることだって余裕でできる自信があれば。 そんな自信に繋がるような思い出があれば。 自由で過酷な砂漠を、きっと進んでいけるだろう。 少し不思議な、なんてことはない当たり前な、それでいてかけがえのないキャンパスライフ、最高です。
- 美甘樹々@jujuMikamo2025年7月12日読んでる@ 飛行機帰りの機内で読んでいた。まだ半分くらい。麻雀について分かるようになったことや、ここ数年で東北に何度か足を運んだことが、一度目に読んだときよりもずっと解像度を高めてくれていて、やはりミュウの言う通り、「自分の体を動かし、自分のお金を払って覚えたこと」が一番役に立つのだなあと実感する。
- あおたむ@aooimmo2025年7月11日読み終わった借りてきた感想自分用【ネタバレ】 私が今まで読んできたのは、この作品でいう「実は古賀さんはこういう人でした」「プレジデントマンは実はよく知ってる〇〇さんでした」みたいな、そういう種明かしがある本で、その種明かしを最大の面白ポイントとしている本だったから、そういうのがなかったのは少し虚をつかれた感じがする。あんなに世界について、未来について熱く語っていた西嶋も、結局特に世界を変えることなく終わり、北村も鳥井もみんな無難に就職して、大学生活楽しかったなと懐古する、日常系だなと思った。ただ私が今大学生なので、「あんなことは起きない」と思っているし、これは西嶋が作中で言っていた"鳥瞰"で、意味のない論理的思考、つまんない考えなんやろうなと思った。かといって特に西嶋に感化されて考えが変わるわけではなくも、「行動しなければ」という衝動に駆られたわけでもないけど、でも確実に「人生は計算やチェックポイントの確認じゃなく、頭を掻きむしりながら、悩みながら進んでいくものだ」という言葉は忘れないでおきたいと思った。麻雀をただの確率で進めていくのではなく、負けて悶えるまでも醍醐味だと言っていた通り、効率重視で淡々とこなしていきがちな私には足りなくて、必要な考えだと思う。私はなるべくレールから外れたり、何かに失敗して苦しんだりすることを避けて生きていきたいと思ってるし、悩みを増やしたくもないから、自分が好きな人とだけ関わって波風立てず、穏やかに過ごすことを目標にしているけど、悩んで苦しんでもがきながら生きていくことも、悪いことではないんだなと思った。無駄なことや意味がないことをやるのも思い出で、人生の醍醐味なんじゃないかと思った。
- 美甘樹々@jujuMikamo2025年7月6日読みたいかつて読んだきょう人生で初めて麻雀をやってみたらすごく楽しくて、ずっと前に読んで「麻雀分かったらな〜!」と思ったことを思い出してまた読みたくなった。丁寧な解説で麻雀を教えてくれた友達にも勧めておいたので、今度感想を語り合うのが楽しみ。