緑の歌 - 収集群風 - 上(1)

19件の記録
- ともこ@reads_1272025年10月5日読み終わった@ 自宅台湾の少女と少年、音楽と文学の物語。 端正な絵に圧倒されるとともにストーリー展開にも引き込まれる。 最後のシーンは涙がにじんだ。 これは下巻も楽しみ。
- it_shine@it_shine2025年9月5日読み終わった借りてきた死の匂いがするのが良かった。ともすれば生、性の対照としての死。反動として。甘いだけじゃない。 何かに痺れた経験がありさえすれば、すっとわかる気持ち。それが異国だとか日本だとか台湾だとか、あまり関係ないのかもしれない。 そして、著者の次作が『隙間』なのだよね。これって……。そっちもまんまと読みたくなってしまった。
- オケタニ@oketani8872025年9月2日読み終わった滲み出る切実さは距離のせいか。 台湾にいる人が日本のバンドにくらった原体験を創作へ昇華した美しさ。 いわゆるサブカル物と一線を画すなにか。固有名詞やバンドマンが切実なものとして登場する良さ。 後に作者が細野晴臣とラジオ対談して手紙を読む。はっぴいえんどの衝撃と感謝を。細野のそんなつもりで音楽作ってないんだけどね、に対し、ガオも私の漫画もそうですと答えて、創作ってそういうものよねと二人が認め合う会話の良さ。 爆笑問題カーボーイの赤毛のアンについて。 イリナグリゴレとウンユンデの往復書簡でイリナさんの感覚がとてもよかったこと。