小川洋子と読む 内田百間アンソロジー

16件の記録
- りんご@ringo-daisuki2025年6月14日読み終わった間が空いてしまったが、ようやく読み終わった。 この本を読みながら、幼い頃なぜか怖かったものを思い出していた。 夕方流れる音の割れた夕焼け小焼け、陽が落ちてシルエットしか見えない友達、閉め切られた仏間、見下ろしてくる白黒の遺影、樟脳の匂いがする雛人形。 なぜかわからないけれど、心細くなる。不安になる。そんな雰囲気が、作品に漂っている気がする。
- ねまき@maybe_nmk2025年3月2日ちょっと開いた@ ホテル思っていた以上にすいすい読めただけでも手に取ってみて良かった。小屋とか雪の通りとか、文章から思い描ける光景が強烈で脳裏に焼きついてしまう。 今後も少しずつ読む