愛なき世界
58件の記録
さんがつ@nepipi2026年4月4日読み終わった装丁が美しい 藤丸の愛すべきキャラクターがよかった 三浦しをんさんの書く男性、魅力的な人が多い! どこにでもその道の達人がいて、世界が成り立っているところがいいなと思った 最後は「朝のリレー」の逆バージョンぽいなと。



- あびりや@ticca_adu2026年2月10日読み終わった洋食屋見習い・藤丸、T大で植物研究をしている本村と周りの人たちのほのぼのしたお話 ちょっと動物のお医者さん感あって面白い人がたくさん出てくる 愚直に研究に向き合う本村と未知の全てに素直に向き合う藤丸がすてきだった

おかえり@okaeri2025年8月27日読み終わった理系なのに、遺伝子関連の内容はすっ飛ばしながら読んでしまったが、藤丸くんがところどころで解釈してくれ、スピードを持って読める作品。 創作はすごい、絵が浮かぶ文章の偉大さを知った。 丁寧に読みたかったが読み切ることに集中することになってしまったが、改めてゆるりと読める時間やマインドが欲しい




D608@jme_tuerai2025年4月26日読み終わったつくづく三浦しをんさんはある分野にその身を捧げるひと(達)を描くのがとても上手いなとおもった。松田研究室のひとたちも円服亭の主人も特別キャラがたっているわけでもないのに温かみだったり素敵さがいっぱい伝わってきてすきになってしまった。


神尾セイ@seikamio2025年3月14日読み終わった三人称一元視点の作例として読んだ。 カメラの動かし方がまるきり演劇のストレートプレイや映画と似ているように思った。 3時間ほどでサクッと読める分量。 取材したであろうパートの中に時折散文的な表現が混ざって、この緩急が読みやすさを担保していて、かつ三浦しをんという作家の持ち味なのだろうと思った。


ユメ@yumeticmode2025年1月1日読み終わった感想@ 自宅再読。植物に恋する女の子・本村に恋をしたことによって、藤丸の世界が輝いてゆく様がとても美しい。研究者と素人という立場の違いはあれど、二人は植物の不思議を通して心を通わせてゆく。美しいものを追い求めることによって、誰かと心を繋ぐことができるというのは、人間として生きていくうえでの希望だ。何かを愛するということは、その対象が何であれ、光に向かって歩んでゆくことなのだと思わせてくれる物語。
橘海月@amaretto3192023年4月29日読み終わったこれは文句なしにおすすめ! 洋食屋「円服亭」に住込みで働く藤丸は、近所のT大に宅配した縁で、松田研究室の本村に恋をする。だがシロイヌナズナの葉の研究に夢中な本村は、性急な藤丸の告白を断り、ひたすら研究に没頭してゆくのだった…。松田に円谷、加藤と二人を取巻く登場人物もとても魅力的な物語。 物語の後半で明かされる松田の過去が酷く切なくて、それまでの松田の印象そのままに「だからか…」と腑に落ちた。三浦しをんの物語は、読んでいるだけであたかも登場人物がそこにいるかのように思え、彼らと同じ風景が目に浮かぶ。松田の体験が自身のそれのように感じられ、私まで苦しくなった。 料理に植物と、藤丸と本村の興味対象は異なるものの互いに共通する面があったり、そのくせ二人の性格の違いで感じ方が全く異なったりするのが楽しい。季節が巡っても、研究室の中は変わらない。ひたすら研究に没頭する日々。読み進めながら藤丸の恋心はさておき、どうか本村の地道な努力が実を結びますようにと願わずにはいられなかった- こあら🐨@wing28301900年1月1日読み始めたまだ読んでるかつて一読したけど、もう一度。 理系の植物研究女子と、近くの食堂のにーちゃんのあれこれ。舟を編むの男女逆転理系バージョン。 「植物には、脳も神経もありません。つまり、思考も感情もない。人間が言うところの、『愛』という概念がないのです。それでも旺盛に繁殖し、多様な形態を持ち、環境に適応して、地球のあちこちで生きている。不思議だと思いませんか?」 「だから私は、植物を選びました。愛のない世界を生きる植物の研究に、すべてを捧げると決めています。だれともつきあうことはできないし、しないのです」 確か『舟を編む』では「愛」についての言葉の定義を論じていた気がする。研究対象が言葉と植物では、愛の捉え方も違うんだなぁ たとえ終わりがなく、はかない行いだったとしても。だから無駄だ、ということにはならない。どんな仕事も、研究も、愛も。植物が愚直に光を求めて生きるように、人間もひとに生まれたからには、せずにはいられないのだ。一見、無駄なようにも思える、ありとあらゆる行いを。 実験に筋書きなんてない。研究に期日なんかない。 うっかりミスも含めて、目のまえで起きている事象を先入観なくよく観察し、誠実かつ公正に事実を記録しつづける。失敗しても工夫を重ね、この世界の理ににじり寄り続ける。自分の命が尽きる日まで、「どうして」と問いかけ、謎を追究しつづける。それが実験であり研究なんだ。 途中で失敗したり、予期せぬことが起こったりしても、かまわない。「予定どおり」なんてありえないし、退屈だ。予定とは異なる、ままならない道を、それでも自分の思考と気持ちを信じて進み続けたから、いまのこの発見があるんだ。喜びとうれしさがあるんだ。























































