デッドエンドの思い出 (文春文庫)

19件の記録
chiiiiyo@ki_chi_hy2026年5月28日読み終わった5つの短編集なんだけど、どれも自分が経験した訳ではないのに心の奥をぎゅって掴まれるような、切なくなるような泣きたくなるような、何とも言い難い気持ちになった。 好きだったのは「幽霊の家」と「デッドエンドの思い出」 大事でキラキラしててずっと続いていてほしいのに、それはずっと続かなくて、たぶんもう二度とそんな時は戻ってこなくて、悲しいけどでも心の奥底にずっと閉まっていたいみたいな、あんまり思い出したい訳ではないけど、そんな思い出あるよなぁ…なんて思った。 よしもとばななさんって有名だしもちろん知ってるけど、意外と読んだことないかもな…他の作品も読んでみたい。
藤間あわい@awai_moji2026年4月1日読み終わった「いい環境にいることを、恥じることはないよ。武器にしたほうがいいんだよ。もう持っているものなんだから」 「世の中には、人それぞれの数だけどん底の限界があるもん。俺や君の不幸なんて、比べ物にならないものがこの世にはたくさんあるし、そんなの味わったら俺たちなんてぺしゃんこになって、すぐ死んでしまう。けっこう甘くて幸せなところにいるんだから。でもそれは恥ずかしいことじゃないから」 恵まれていることに引け目を感じている今の私にとって、とても響く言葉だった。表題作の「デッドエンドの思い出」が私も作者の吉本ばななさんと同様に一番好きだ。表紙のイラストがとっても素晴らしいので(読了後だとより一層沁みる)、ぜひ手に取ってみて欲しい。






















