2024年の本部町営市場
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みやま@suiryusha2026年2月12日読み終わったかつて読んだ市場がなくなったら、文化がなくなるよ 沖縄には生きている市場があちこちにある。嬉しいことだ。生き生きしていてとても楽しい場所。私は沖縄に行く度に市場を眺めに行く。行き交うひとや働いているひとを見に行く。ゆんたくしている人たちを見ると実に豊かな気持ちになる。けれど、私はシャッターを閉めている店が多いと少し市場に入る足が重くなる。 市場を耐震強度の問題から補強工事ないしは建て替えを迫られるケースがある。例えば有名なところだと第一牧志公設市場があった。この時は識者や外部検討者を交えて10年近く論議されていた。この本の題名にもある本部町(美ら海水族館あたり)の市場についてはバサリとそれぞれ移転先を、と促すような文言とも読める言葉が公式な言葉で端的に発表されていた。さらりと、「再整備計画で市場機能を一部維持することも検討する」と。 そのようなことを突然突きつけられた市場の中の人たちの「市場ってさ」とか「お店のお話」いう声を丁寧に拾い上げた言葉の本だった。コスメティックさくらと最後の本部町営市場と18年とおわりにが読んでいて読み応えがあった。 読んだ感想が宙を舞い、私の言葉になっていない気がしてならない。深い話でもっと知っていきたいと思った。Instagramをみたら元気に市場は続いていた。見に行きたいと思います。
白玉庵@shfttg2025年7月6日読み終わった好きあっという間に読み終えてしまった。市場取り壊しの報を得てから約半年で、この本を作り上げ、流通までに至るとは、本当にすごい。 危機感がそれだけ強いことの現れだとは思うが、自費出版でここまでやれる橋本さんの力に感動した。買ってよかったし、多くの人に読んでもらいたい。 生活と仕事とコミュニティが失われてしまいそうになること、そうならないように闘いかたを考えるのは、本部町の市場に限らない普遍的なテーマだ。 東京に住んでいる私も、ここ数年で好きだったお店がひっそりと閉店してしまって寂しく思っている。ただ「仕方がない」と諦めるのはやめて、できることはやる。松田さんのように。

白玉庵@shfttg2025年7月5日読んでる橋本さんのインタビューはどれも本当に丁寧で、相手、土地、歴史へのリスペクトが素晴らしいのだが、この本は現時点でその最高峰なのではないかと思いながら読んでいる。 コスメティックさくらのインタビュー中にたまたま来た94歳の常連「松田さん」のお話がとてもよい。 「市場で手に入るものは市場で買う。ここで買えば、そこのお店の方がまた、別のお店にお金を落とすでしょう。だから、市場で買えないものが必要なときだけ、スーパーに行く。こういうふうに生活しています。」そうありたい。本を買うときも、たぶんその考え方でいける。 金城鮮魚店で本部の変遷や食生活における魚の位置が詳らかに語られたあとにコスメティックさくらに繋がるところが、なんともスムーズでお見事。 『沖縄の生活史』が好きな人にはぜひこの本も読んでほしい。
Takaki Yamamoto@yama_taka2025年6月15日読み終わった明治時代の終わり頃に発祥し、戦後の闇市を経て、現在の建物になってからも50年以上の歴史を持つ、沖縄の本部町営市場。その市場の建物が、耐震強度不足などを理由に取り壊されるという方針が突然発表された。さまざまな思いを持ちながらも困惑する、市場に店を持つ人々。そうした23人の人々の声をまとめ、急遽出版されたのがこの本だ。当事者の方々の切実な思いとともに、本部町営市場という場の持つ魅力そのものも、それぞれの方々の視点から伝わってくる。 自分も、いつかまた沖縄に行く機会があれば、この町営市場を訪ねてみたい、と素直に思った。それまで、市場自体が少しでも良い形で存続してくれているといいのだが。














