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Takaki Yamamoto
Takaki Yamamoto
Takaki Yamamoto
@yama_taka
著述家・編集者・写真家の山本高樹です。『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』で第6回「斎藤茂太賞」受賞。最新刊『雪豹の大地 スピティ、冬に生きる』。東京・西荻窪在住。
  • 2025年5月16日
  • 2025年5月15日
    彼女の思い出/逆さまの森
    彼女の思い出/逆さまの森
    グラース家の物語でもコールフィールド家の物語でもない、サリンジャーの初期の短編集。明らかに軽めに書かれた作品もあるが、彼ならではの先見性と繊細な感性、そして語り口の巧みさを堪能できる一冊になっている。特に、彼自身の実体験が反映されているとも言われている表題作には、心を打たれた。
  • 2025年5月14日
    複眼人 (角川文庫)
    複眼人 (角川文庫)
  • 2025年5月9日
    ゴンべの森へ
    ゴンべの森へ
    チンパンジーの研究と保護に取り組むジェーン・グドール博士とともに、星野さんがタンザニアのゴンベ動物保護区を訪れた、十日間の短い旅の記録。星野さんが撮る写真は、チンパンジーも、現地の人々も、そしてジェーン・グドール博士に対しても、さりげなく、穏やかなまなざしで捉えられている。 〝私たちはある風景に魅かれ、特別な想いを持ち、時にはその一生すら賭けてしまう。〟 星野さんにとってアラスカが、ジェーン・グドール博士にとってゴンベの森がそうであったように、僕にとってのラダックも、そういう場所だったのだと思う。
  • 2025年5月8日
    彼女の思い出/逆さまの森
    彼女の思い出/逆さまの森
  • 2025年5月8日
    火を熾す
    火を熾す
    ずっと前に相方が貸してくれたのを、本棚に挿したまま、読み終えたような気分になってしまっていた本。ジャック・ロンドンが短い生涯の間に遺した膨大な数の短編小説の中から、柴田元幸さんが選んだ九編が収録されている。 冒頭の表題作は、極寒のユーコン準州でなすすべもなく凍え死んでいく男の一挙手一投足を描いた話で、他人事とは思えず(苦笑)、相方が貸してくれた理由がわかった気がした。 多作だった故か、作品によって出来にむらはあるが、総じてド直球でフルスイングの文体で、昔のアメリカのベースボールの試合を眺めているような気分になった。
  • 2025年5月1日
    火を熾す
    火を熾す
  • 2025年4月30日
    オクシアーナへの道
    オクシアーナへの道
    ブルース・チャトウィンが15歳の頃から「聖典」と呼んで愛読し、自身がアフガニスタンを旅するきっかけにもなった本。彼が『パタゴニア』を書いた時などには、バイロンのこの本の影響が少なからずあったであろうことが窺える。 1933年から34年にかけて、イランとアフガニスタンを旅した日々を日記体で綴った紀行文。バイロンの主な目的はイスラーム建築の探訪であったので、各地の建築物の様子は偏執的なまでに仔細に描写されていて、独特の美的感覚に基づく歯に衣着せぬ批評とともに綴られている(バーミヤンの大仏に対してもかなり手厳しい)。 ただ個人的には、そうした事細かな建築の描写や批評より、何気ない車窓からの風景に彼の心がふと揺れ動いた時の様子や、行く先々でありとあらゆる種類の災難に見舞われて右往左往させられる様子が(気の毒ではあるけれど)面白かった。ともあれ、今となっては貴重な記録であることは間違いない。
  • 2025年4月20日
    ゴンべの森へ
    ゴンべの森へ
  • 2025年4月7日
    オクシアーナへの道
    オクシアーナへの道
  • 2025年4月7日
    野生のうたが聞こえる
    野生のうたが聞こえる
    米国ウィスコンシン州を中心とした四季折々の自然と動物について綴った美しいエッセイと、土地倫理という考え方に基づく自然との関わり方の提唱とで構成されている。80年近く前に出版された本だが、少しも色褪せておらず、今の時代にも通じる理念を学べる、名著だと思う。
  • 2025年4月4日
    ブルース・チャトウィン
    ブルース・チャトウィン
    就寝前の読書時間に少しずつ読んでいた、888ページの鈍器本。早逝によって半ば伝説と化している紀行作家チャトウィンの生涯が、膨大な量の証言と資料を基に、克明に綴られている。美化もせず、貶めもせず、徹底して客観的な視点でチャトウィンの実像を詳らかにしていく、その一切の妥協のなさは、チャトウィン本人が少々気の毒に思えるほどだ。僕が死んだ後、伝記だけは勘弁してほしいと思った(苦笑)。 とはいえ、この伝記を読んだ後に、あらためて『パタゴニア』や『ソングライン』を読むと、また違った発見や面白さを感じられそうな気がする。
  • 2025年3月15日
    よつばと!(16)
    よつばと!(16)
    高尾山がいろんな面でリアル(笑)。そして大阪(笑)
  • 2025年3月8日
    野生のうたが聞こえる
    野生のうたが聞こえる
  • 2025年3月8日
    ブルース・チャトウィン
    ブルース・チャトウィン
  • 2025年3月5日
    雪豹の大地 スピティ、冬に生きる
    野生の雪豹に会いにスピティを旅した時の記録。
  • 2025年3月5日
    ラダック旅遊大全
    ラダックとその周辺地域のガイドブックの決定版。
  • 2025年3月5日
    旅は旨くて、時々苦い
    旅先での味の記憶をテーマにした紀行短編集。
  • 2025年3月5日
    インドの奥のヒマラヤへ ラダックを旅した十年間
    ラダックとその周辺地域の紀行短編集。
  • 2025年3月5日
    冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ
    冬のザンスカールでチャダルを旅した時の記録。第6回「斎藤茂太賞」受賞作。
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