しろいろの街の、その骨の体温の

13件の記録
- ブックねこ@book-neco272025年9月26日読み終わった借りてきた小説重苦しく、生々しい。 胸に重しが乗っているような気持ちのまま続く白いページ。意識しないで読んでいたページの白さまで、無機質なニュータウンの中のようで息がつまる。 私も小学校、中学校と濃い女子の世界と、「幸せさん」への苛立ちと憧れを持って過ごしていたので思い当たる感情がたくさん描かれる。共感性羞恥がバチバチと火花を散らして、また息がつまる。 好きではないけど印象に残りすぎる小説。 * * * 好きではないけど、ずっと心に残ってる本ってありますね。 数年前、登場人物全員が嫌いだった小説があったけど、ふと思い出しちゃう。何なのこの気持ち。反芻しちゃうこの気持ち。
- もも@books_l652025年9月5日読み終わった読み始めは『マウス』みたいな感じがしたけれど、こちらの方が中学生のときの学校というテリトリー、閉塞感、スクールカーストが思い出されて多少しんどかった。 でも、読んで良かったと思える一冊。 解説は村田さんと仲良しの西さん。 西さんの解説もすごくいい!