まだ温かい鍋を抱いておやすみ
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𝘴𝘩@____toi9232025年5月27日読み終わった借りてきたいつもいつも、ぴっと凛々しく手を挙げて意見を述べる生徒たちを、水族館のガラスの向こう側で回遊する鮫を見るような心地で眺めていた。(p29) 毎日毎日、生きたいと消えたいの境界をさまよいながら箸を使う友人の口を、食の誘惑でこじ開ける。さくさくと噛み砕かれ、嚥下された温かいかたまりは、否応なしに彼女の血肉を潤す。これであなたは、明日も死ねない。(p182) 死なないために食べる 生きるから食べる
麻乃@asano042025年3月14日読み終わった借りてきた初めて読んだけど心に響く言葉の多い本だった。美味しそうな料理がたくさん載っていた。 料理研究家の人の話の感覚が分かるなぁ、家族だからこそのどろどろ感とか。 この作者さんの他の本も読んでみたい。
Hoshiduru@lilimoe2025年3月10日読み始めた苦しい話に触れすぎて抑うつと不安がかなり強くなってきてるので温かい物語だと良いな、と思って開いたけど1話読んだ限り、本当に期待通りで良い。早速セリフをメモした。世界観もかなり好き。






