
にっかり青江
@faizRDM
久しぶりに読書を再開したものです
読了後の感想を備忘録として残すために始めました
極力ネタバレにならないように残そうと思います
また、同じ本を読んだ皆様の感想も楽しく読ませていただいています
- 2026年8月21日
白夜行東野圭吾気になる - 2026年8月19日
屍人荘の殺人今村昌弘読み終わったエンタメの醍醐味と本格ミステリの論理的愉悦の傑作 本作は、斬新なクローズド・サークル・ミステリで、単なる橋の崩落や雪山、孤島などの古典的な閉鎖空間の設定ではなく、「特殊設定」が組み込まれている。これはエンターテインメント作品ではお馴染みの設定で、本格ミステリの文脈で見かけることは稀だ。 本格ミステリを愛する人ほど、最初は邪道だと敬遠したくなるかもしれない。しかし、たとえ斜に構えて読んだとしても、最後にはその面白さに納得させられるはずだ。読む価値は十分にあると思う。 タイトル通り、物語は凄惨な殺人事件を軸に展開される。しかし、本作には殺人事件を霞ませるほどの「上位の大問題」が横たわっているため、「犯人探し」一辺倒にはならなず、全員が疑心暗鬼になって犯人を探すというミステリではお馴染みの展開にはならない 。一見すると相性の悪そうな二つの要素を巧妙に縫い合わせ、一本のミステリとして成立させている手腕には深く唸らされた。これがデビュー作とは信じがたい。 個人的にトリックのいくつかは途中で見抜けたものの、それでも物語の牽引力は衰えることがなかった。エンタメとしてもミステリとしても、高い次元で両立している作品だ。 魅力的なキャラクターたちも物語を盛り上げている。名探偵と助手、そしてライバル探偵。巻頭の登場人物一覧を見て「把握しきれるだろうか」と不安を覚えたが、そんな心配は杞憂だった。物語を追うごとに、彼らが個性という名の輪郭をはっきりと浮かび上がらせてくれる。 キャラクターの魅力を存分に堪能した今、ぜひ続編も読んでみたい。 - 2026年8月19日
生殖記朝井リョウ気になる - 2026年8月19日
南極点のピアピア動画野尻抱介気になる - 2026年8月17日
楽園夕木春央気になる - 2026年8月17日
体育館の殺人青崎有吾気になる - 2026年8月17日
- 2026年8月16日
兇人邸の殺人今村昌弘気になる - 2026年8月16日
かがみの孤城 上辻村深月気になる - 2026年8月8日
魔眼の匣の殺人今村昌弘気になる - 2026年8月6日
- 2026年8月6日
栞と嘘の季節米澤穂信気になる - 2026年8月6日
リカバリー・カバヒコ青山美智子気になる - 2026年8月6日
帰れない探偵柴崎友香気になる - 2026年8月6日
そして誰もゆとらなくなった朝井リョウ読み終わった今回も期待を裏切らない読みやすさで、最初から最後まで心から楽しむことができた。 過去作と比較すると、ポッドキャストなどで大まかな輪郭を知っていたエピソードも多く、少し物足りなさを覚える部分もあった。それでもなお、彼の日常の切り取り方の鮮やかさは群を抜いて面白い。 彼の体質上どうしても下ネタの比率は高いため、そうした話題が苦手な人には少しハードルが高いかもしれない。だが、そこさえクリアできれば、思わず声を出して笑ってしまうこと請け合いだ。 また、非常時の心理描写は実にすばらしく、自分も昔ストレスにまみれていた頃に似たような体質に陥った経験があったため、共感できる部分が多々あった。 講演会の台本を几帳面に作り込む姿に彼の誠実な人となりが知れて感心するも、途中から「なぜそっちの方向に全力疾走してしまうのか」と、思わずツッコミを入れたくなる。この絶妙な緩急に、頬が緩みっぱなしだった。「これほど優秀な人でも、時にはこんなにあっさり道を踏み外してしまうのだな」となんだか妙に安心させられたりもする。 そうかと思えば、はっとさせられるような核心を突いた視点が飛び出すから侮れない。彼の唯一無二の体験を本を通じて追体験していくうちに、読書でしか得られない心の栄養をしっかりと補給できたような気がしてならない。 三部作としての完結は寂しいが、またいつか、面白い日常のネタが溜まった頃にふとエッセイを執筆してくれることを、切に願わずにはいられない。 最後に、いま加藤千恵さんとやられてるポッドキャスト、「信頼できない語り手」がお勧め。Apple podcastでも、Spotifyでも聞けるはずなので聞ける方はぜひ! - 2026年8月1日
- 2026年8月1日
父親の品格川北義則気になる - 2026年8月1日
同志少女よ、敵を撃て逢坂冬馬気になる - 2026年8月1日
葉桜の季節に君を想うということ歌野晶午気になる - 2026年7月20日
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