図書館の魔女 第三巻
16件の記録
五月晴@satsukibare2025年11月15日読み終わったかつて読んだ再読。 祭りのさなか、マツリカに罠が仕掛けられる場面が印象的。不気味な傀儡の大道芸に、おそらく目を輝かせて見入るマツリカと、熱狂する民たちの異様な空気感は読んでいてとてもぞわぞわします。嫌な予感がするのに目が離せないわたしは、まるでマツリカのようでした。言葉を失い、気が狂いそうになっているマツリカの痛々しい姿にはこちらも胸が締め付けられます。 全4巻中3巻ですが、まさに起承転結の転にあたる巻。 ここでやっと敵国二ザマの陛下の人柄も分かりますが、わたしは二ザマ帝大好き。

無重力くらげ@NoGravityJelly2025年11月5日読み終わった再読二ザマ帝とマツリカが議論するシーンは、難しすぎていまだに理解できない。冒頭の、禁書をボロクソに貶すのと合わせて好きなシーンではあるけど。「書誌の書誌──」も好き。 この辺りから、今まで散りばめられてきた伏線がどんどん回収されていって、読んでいて感動する。 次はいよいよラストの第4巻。















