調香師の手帖

14件の記録
- 碧の書架@Vimy2025年3月31日かつて読んだ2008年末発行で、何と今でも購入可能な模様。登場する香水や原木の価格などは書かれた当時のもので現代とは差異がありますが、歴史として読めばとても興味深いです。本の価格も大分上がっている…w 著者は資生堂で香料研究をされていた方で、様々な香り(この場合はノートと言いたいw)の解説はもちろん、香妃やジョゼフィーヌの匂い、源氏香やナルドの香油など、歴史好きにもたまらない話が載っています。 この所は香水の価格も鰻登りですが、例えばバラの精油を作るのにどれだけの量が必要かという話を読めば「高いのも当然か…」と思えて来ます。現代でも抽出法は変わってないのかなぁ…。 講演記録を翻訳したという「シャネル五番」創作エピソードも面白いです。私個人は少々苦手な香りですが、憧れの香水です。というか香水全般、酔ってしまう…w好きなのにw 最近の日本メーカーの香水は、KOSEがキモノシリーズ、資生堂はギンザシリーズでしょうか。この本を見ると欲しくなりますねーw
- あるる@aru_booklog2021年2月19日かつて読んだ資生堂で研究をされていた調香師の方のキャリアを振り返りながら香りについて教えてもらうような本です。調香師ってなんぞやってところから、あの人気の香りってどうやって取ってくるの?!みたいなことまで。今もたまに読み返します。