台所のラジオ

15件の記録
- 和月@wanotsuki2025年10月7日読み終わった吉田篤弘さんの別の本を読んでみたくて、リクエストしている間にもう1冊読んでみるか、となり借りた本。 著者紹介を見て気付く。クラフト・エヴィング商會の人なんだ!少し前に読んだ『ないもの、あります』も面白かったな。 本作は稲垣足穂の一千一秒物語を読んだ時の感覚に似ている。主人公達は現実に即している風な顔をしているが、全編通してかなり不思議な世界。 でも時々ハッと真理をつくような文章が出てくる。 「何かを見つけることだけが大事なのではなく、何も見つからないこともひとつの結論なのだと思う。」 学びになる言葉はたくさんあるけど、登場人物達が基本独り且つ淡々と話す場面ばかりなので、説教臭くなくてよかった。面白かった。 油揚げと架空旅行→明日、世界が終わるとしたら、辺りが特にお話としては好みでした。
- 1neko.@ichineko112025年7月12日読み終わった@ 甘夏書店「明日、世界が終わるとしたら」 ラジオの情報だけで、目的地に向おうとする時代のおはなし。ネットで調べたりしない世界線。 ネットで調べて、わかりきったつもりになって、行動が変わってしまうことってあるかも。 「あした世界が終わる日に 一緒に過ごす人がいない」という冒頭の穂村弘さんの詩を思い出す。 先週7/4に「あした世界が終わるらしいから、一緒にご飯を食べに行きませんか」と誘ってみたらよかった。と一週間も経ってから思うよ。
- 1neko.@ichineko112025年7月12日読み終わった@ 甘夏書店「マリオ・コーヒー年代記」 行きつけの喫茶店があるっていい。 母の行きつけの喫茶店に連れていってもらってから、もう23年。 喫茶店のマスターの白髪は年々増えてきているけど、ホットサンドは変わらない美味しさ😋 マスターは、指揮者のチョン・ミョンフンに似ていると思う。本人にも母にも言ったことはない。
- m@kinakomochi2025年6月15日読み終わったかつて読んだ再読中9年振りくらいに再読 どれもこれも全く覚えていなくて驚く 「マリオ・コーヒー年代記」 「夜間押しボタン式信号機」 が好きだった ✍︎ 余計なことに翻弄されて、 いちばん大切なことが後まわしになる。
- magaokun@magaokun2024年10月30日読み終わった「台所のラジオ」はいい感じの短編が12編入っていて、読後の満足感が高かったです。 家の台所にもラジオをおいてあり、休日に台所でラジオを聴いてのんびりとするのは好きですね。