耳朶の紫式部　の章を心身の疲労が限界に達している時に読んで、常磐線車内で泣いてしまった　ささりすぎる本は中々読み進められない

本と物語をテーマにした作品集とのことで、そんなの絶対好きなので迷わず購入。 「失われたものたちの本」の世界を舞台にした短編も収録されてるそう。

この本の帯で初めて「書痴」という言葉を知りました ＊＊ しょ‐ち【書痴】 １ 読書ばかりしていて、世の中のことにうとい人。 ２ 書物の収集に熱中している人。ビブリオマニア。 出典: 小学館 デジタル大辞泉

各章の主人公の年代•性別•職業が幅広いから、色々な人に響きそう。 好きな本だし、人にお勧めしやすい本。

中学生の時の自分に本をプレゼント出来るとして、今選ぶならこの本　

ある場所では「サイコホラー」、別の場所では「ファンタジー」と紹介されているのを見かけ、どっち？？と気になって購入。 --読了後の感想-- 確かにサイコ/ホラー/ファンタジーどの要素もあった。けど、どの要素もそんなに強くはなくて、言われてみれば、、という感じ。 読み手によって感想がかなり違いそうな作品なので、紹介のされ方が場所場所で違うのも納得。 私はハッピーエンドだと思ったけど、ここも意見が分かれそう。 最近の作品だと思って読んでいたから、30年以上前に書かれた本だと気がついてびっくり。それを知って読むかどうかで、登場人物の言動に対する印象もかなり違ってきそう。 あと、世の中の評価も発売当時と今では結構変わっていそう。発売当時に読んだ人の感想、どこかで読めないのかな。。 読んでいる最中も楽しめたけど、読後に振り返っりつつ考えを巡らせて楽しめる作品でした。