山手線が転生して加速器になりました。
13件の記録
- 味噌田楽@miso___dengaku2025年11月16日読み終わった感想高い致死率と強い感染力で猛威を振るった感染症から逃れるため、人類が都市文明を捨てて分散して生きることを選択した世界を舞台にした連作短編集。 AI搭載の元山手線/現加速器のゆるい語りが魅力の表題作をはじめ基本的には笑えるorほっこりするような短編が多いが世界観設定自体は現実世界のコロナ禍を意識したシリアスなものでそのギャップが面白い 収録順の構成も巧くて巻末の作中年表まで読み終わった時の感動は他の作品では味わえない おすすめ


- 白沼@shironuma2025年9月5日読み終わった2019年に起きたパンデミックが現実よりも酷かった世界が舞台。都市文明を放棄した人々が何をしているのかを描くSF短編集。 全体的に愉快な雰囲気で、ず〜っと面白かった。話の下地には様々な学術分野の学説があるので勉強にもなる。 短編集の中では不可能旅行社が印象的だったなあ。あとこの本の超個人的ハイライトはSNSで炎上する山手線(ミューオリングコライダー)の自我。



よしかわ@yoshikawa2025年8月4日読み終わったとんでもないパンデミックが世界中で起きて、人類が都市を捨てた世界のSF短編集。 理科全く分かんないので、専門用語が出てくるSF読まない人間だったけど面白かった! 沢山の人が大事な人も今までの日常も無くしてしまった世界なのにみんな日常を送っていて凄い。 どの話も好きだけど、お気に入りの話は「ひとりぼっちの都会人」。この本の登場人物たちは逞しいって思ってたけど、この話を読んで、逞しいというより前に進む以外の道が無かったのかもって思った。 コロナの時も思ったけど、どんなことがあったとしても日常はやってきてしまうんだよなぁ…… 最後の総論の展開…大好物です……
ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年5月11日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、5月11日(日)オープンしております。19時まで。ご来店お待ちしております。 松崎有理『山手線が転生して加速器になりました。』光文社文庫 無人となった東京で、山手線が加速器=物理学者の顕微鏡、べんりでだいじな実験装置(ただし巨大)に転生! よくわからないけどすごい奴で、しかもヒトの言葉がしゃべれるのだ――という表題作ほか、蔓延する超強力ウイルスのパンデミックを恐れ、都市文明を放棄した人類はすべてリモートで生きている。 そんな世界を舞台に、奇想天外な発想とユーモアが爆発する傑作SF短篇集。 #松崎有理 #山手線が転生して加速器なりました #光文社 #信州 #長野県松本市 #松本市 #本屋 #書店 #古本屋 #ブックスエコーロケーション








