飛距離の長い青春
24件の記録
Soy@soyneko2026年9月28日読み終わったaudible医学部予備校に通う浪人生3人のほろ苦い青春群像劇。受験の過酷さに加えて浪人生の揺らぎも興味深い。ありそうでなかった題材が良い。 ただ性的な描写が思いのほか多く、親として子どもには勧めにくい…
かりんとうすきこ@zkm_11042026年9月10日読み終わったやっぱり砂村かいり先生の書く小説がすごく好き!!と改めて思ったなあ。 読み終えてしまった〜っていう気持ちになるのは、久しぶりでした。 男女関係の表現がリアルで好きだなあと、「炭酸水と犬」を読んだときも思った。 一言に青春というだけじゃなくて、本当にリアルな人生というか、人によっていろいろな人生がある、というか。 報われることもあれば、挫折だってもちろんあるよねって。 とにかくおもしろかった!!
- sumotqn@sumotqn2026年9月3日読み終わった間違いなく、今の自分に必要な物語だったと思う。 医学部を目指して有名予備校にて浪人生活を送る3人の男女を、それぞれの視点から描いた物語。 私の大学受験は、「私立文系一本で、浪人したくないから受かったところに入る」というものだったため、3人のバックボーンが新鮮でありながら、受験一つとっても人によってここまで重みが変わるものかと改めて実感した。 医学部を志す理由が異なる3人が、路上の人命救助をきっかけに親密になっていく様子は、紛れもなく青春そのものだったと思う。 それまで仲間をつくらず一匹狼のような状況だった3人が、お互いと出会い、交流していくことで少しずつ浪人生活のストレスが癒やされたらな、と読者でありながら保護者のような目線で読んでいる自分がいた。 特に睦に関しては、浪人を経て親元を離れた生活を送る中で、公私共にいわゆる大学生らしい生活を過ごしている状況で、「せっかく浪人したのに」「仕送りをもらって頑張っているのに」といった固定観念のようなものがあり続けるのが、睦のいいところではあるものの、苦しいよなあと思ってしまった。自分にいたはずの兄を今でも忘れずにいる気持ちは母親譲りの素敵なところではあるけれど、睦には睦の幸せな人生を送ってほしいなあ。 だからこそ、千浩と耕平には適応障害の診断が下って休学を検討していることを伝えられてよかったなと思った。私も適応障害と診断されたことはあるが、良くも悪くも周りに気を使わせてしまうことが怖くて、言い出せずにいたから、睦にとって千浩と耕平はそれを伝えられる存在なんだって改めて認識できて嬉しかった。 3人で予備校で過ごした時間は紛れもなくかけがえのない青春だったし、この先3人で過ごす時間も青春と言えるに違いない。 3人の人生がこの先どうなっていくか少し気になるけれども、千浩と睦と耕平の3人なら、きっと素敵な人生を歩めるに違いないと思っている。 とても素敵な物語に出会えてよかった! 感想という名の自語りになってしまった。
マグノリア@yoko-sh2026年8月13日読み終わった@ 自宅どういう状態が幸せなのか、他人にはもちろん自分にもわからないのが若い頃。 年とって、あ、これだなとわかった今が一番楽しい。 わかってよかった。 でも若い頃もそれはそれで楽しかったよね。 三人のこれからに乾杯!
ちとせ@4wsdig2026年5月17日読み終わった私は医学部受験も浪人もしたことないからなんにもわからないんだけど、受験期特有のひりつきや焦りなんかはものすごく伝わってきた。 ただ、キャラクターの把握もおぼつかないまま視点がくるくる変わるので、序盤は「えっと…この子は…どの子だ…?」って把握するのにラグが生まれてしまうのが難点だったかな… 第一章、私も一緒に受験してるような感覚に陥ってたから耕平の離脱と復活ほんとうに安心した〜春には大学生になりますって文字を見たとき泣いてしまいそうになったよ…睦の医学部合格はまあ努力が報われると信じてたからホッとした気持ちのほうが強かった。そして…ち、千浩の不合格にはマジですか…と言葉を失ってしまった… しかし人生はこれからとばかりに、まさか予備校編が一番の青春で大学に入った睦がそんなに荒んでいくとは〜!?あと予備校時代はわからなかった睦の性格上の問題(勝手な判断しがち、自分の努力を笠に着て他人を見下しがち、いらんこと言いがち)が見えてしまったのは…うっ…見たくない一面だった… 耕平の自堕落大学生活は…まあそういうとこあったけど…なんて思ってたら、予想もしてない大転落が待っててさすがに動揺した。でもそこから逃避せず自分の人生切り開いていってるのはすごい! 千浩が一番堅実に人生進んでるのはまあその分しんどかったからね…とも思ったけど、睦が病んだ解剖実習は千浩もこれからなんだよなあ〜果たしてどうなるのか…とか考えると苦いものの残るラストだった。睦は最後、待ち合わせ場所に来られたのかなあ。









