檸檬のころ
18件の記録
滋味@jimicked2026年9月3日読み終わった田舎の高校を舞台に、そこに通う高校生たちの恋愛や進路、人間関係を描いた連作短編集です。 青春というと「甘酸っぱい」という言葉で表現されることが多いですが、この作品を読んで強く感じたのは、それだけではない「苦味」でした。 登場人物たちは、それぞれに言葉にしにくいモヤモヤや鬱屈した思いを抱えています。恋愛や将来への不安、嫉妬や劣等感など、高校生だったからこそ必要以上に悩んでしまったこと。それらがきれいに解決されるのではなく、どこか割り切れない感情として残るところに、この作品らしさを感じました。 檸檬には甘酸っぱさだけでなく、皮や白い部分には苦味もあります。この連作短編集から私が感じたのは、まさにそんな高校時代の「苦味」でした。 読み終えてみると、『檸檬のころ』というタイトルがとてもよく似合う作品だったと思います。
えびわさび@ebiwasabi2026年4月16日読み終わった高校生だったあの頃から私は随分変わってしまった 町のすがたもすっかり変わってしまった どんなに思い出そうとしてもあの頃のことを完全に思い出すことはできず、断片的な記憶が浮かぶだけ あの頃から変わってしまったことが、もうあの頃に戻れないことがとても寂しい
- 村崎@mrskntk2022年2月19日連作短編集。みずみずしくて少し酸っぱく、檸檬のような高校時代(と、それを思い出す大人たち)の青春譚。特別なことはないけど、特別にみえる、それがいいんだよね。私の檸檬のころは振り返ってもあんまりみずみずしさはないので、やっぱりあこがれます。










