自殺帳

3件の記録
- 𝘪𝘯𝘰𝘳𝘪@fysminr2025年4月3日読み終わった@ 自宅厳しい物言いをするなあと思ったけれど、著者はある種、人を信じているの(それゆえの言葉)かもしれないと感じた 精神科医として臨床に携わるってどれほど大変なことなのだろう 『どんな物語が用意されようと、間違いなく自殺は唐突で不自然だ。自殺に必然性を与えるような物語は、むしろそれゆえに「まやかし」かもしれないなどと思いたくなる。』 『ドラマチックであったり意外性が潜んでいることにこそ、つい我々はリアリティーを覚えてしまう。ある種の異物めいた手応えこそが真実を保証しているような気がしてしまう。だがその反対に、「ただ何となく」といった具合に拍子抜けするほどの呆気なさのほうが、かえって真実を指し示しているような気もする。本当らしさはどこにあるのか。』