

ちゃーりー
@charlies_books
- 2025年11月8日
象の皮膚佐藤厚志読み終わった自分の視野の狭さに気づく本だった。 んー、帯の「お仕事文学」も分かるけど、それよりも一種の「生きづらさ」をまた教えてくれた気がする。 共感というより共鳴するような感覚。『荒地の〜』もそうだったけど、すごく響く。 - 2025年10月28日
踊れ、愛より痛いほうへ向坂くじら読み終わったこの、私が確かにここに居ること、を痛烈に知覚する感覚。 「はじめて死について、わずかに了解した。」感覚。 本当にこの人は言葉を使って言葉で表せない気持ちを表してくれる。 - 2025年10月26日
ソロ・エコー島口大樹読み終わった自分が写真を撮る理由、撮れない理由が詰まりすぎていた。 し、やっぱり撮り続けるしかないなとも思った。 「羊が羊の、石が石の癖を持つように、空気中の分子にも癖があって、あなたが踊って生まれた風がそこに届いて、それがまた新しい癖になるんだ」 いつか誰かに出会うであろう僕はここにいながらどこかへ運ばれはじめ、まだ、誰の目にも映っていない。 - 2025年10月19日
- 2025年10月15日
BUTTER柚木麻子読み終わった「そうやって、自分が考えた名もなきものが、色や形を変えながら、世界に波紋のように広がっていけばいい。スープに加えた最後の一滴の隠し味のように。そんな連鎖を心のどこかでかすかに感じながら、生きていきたいと思った。」 この3文を自分の身体に、心に取り込めたことが純に嬉しい。 - 2025年10月4日
- 2025年9月14日
- 2025年7月27日
- 2025年7月23日
杉森くんを殺すにはおさつ,長谷川 まりる読み終わったこれは、あまりにも良い本なんじゃないだろうか。 別に、依存も自立も、歳を取れば分かることではある。 けれど、少なくともこの本を手に取る青少年がどこかに存在することで、救われる世界はあるだろう。 ジャンル的にはヤングアダルト層に当たるんだろうけど、いつ誰が読んでも良い。 今年の1冊には絶対入る本。 - 2025年7月21日
- 2025年7月21日
- 2025年7月7日
- 2025年7月6日
信仰村田沙耶香読み終わった絶対に好きだろうなと思いつつ、今までなぜかこの人の本を読んでこなかった。 そしてやっぱり(?)好きだった。 繊細に言葉が積み重なって世界が作られてる感じ。 ずっと「ある」世界を言葉で伝えてもらっている感じ。 - 2025年7月6日
氷柱の声くどうれいん読み終わった震災を語ることに対しての後ろめたさはやっぱりどこか持っていて、私も自分からは話さない。 でももう、それでいいかなと思えるくらいには昇華してもらえた気がする。 「春」という季節は特別で、色々な感情が淡く混ざるあの空気感が好きだ。 あの日から何度春を重ねたか分からないけど、次の春はどんな気持ちで過ごすのかな。 - 2025年4月22日
二十四五乗代雄介読み終わった綺麗な情景。何度も読み返したくなる、神社の帰り道。 似た喪失を体験して、少しこの類の感情も読みやすくなったのかな。 前の文脈に随分余白を作るなと思ったけど、これはシリーズのよう。 すごく好きな雰囲気だったので買おうかな。 - 2025年4月19日
- 2025年3月20日
- 2025年3月15日
アルジャーノンに花束を新版ダニエル・キイス,小尾芙佐読み終わった人とは、いう命題にただ真っ直ぐに向き合うことの美しさ。 節目でまた読み返す本なんだろうと思う。 そしていつか、アルジャーノンに花束を手向けられる人になりたい。 - 2025年3月14日
- 2025年3月12日
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