一心同体だった
87件の記録
蛍@bcgcco2025年10月30日読み終わった選んだ孤独はよい孤独と同じく主人公がバトン形式で入れ替わっていくスタイルの短編集。各年代のモチーフがふんだんに入ってノスタルジーを感じられる場面もあるが、たまに鼻につくときも。多くの女性を登場させることで逆に女性共通のコンプレックスを浮き彫りにしているのはよかった。次はもう少し一人を掘り下げた作品を読みたいな。
Yuko@yukohyeah2025年10月23日読み終わった小学生から40歳までの女友達との距離感がリアル!描かれる当時の時事ネタ、流行り物がドンピシャすぎて、ありありと実感が蘇ってきた。 確かに小学校のクラスメイトたちはすっかり疎遠だけど全員フルネームで覚えてる。みんな元気かなぁー。 今までも今も色んなことに縛られてたんだなーと思うと同時に、もっとシスターフッドを深めたいと思った。 プレゼントしていただいた嬉しい思い出と合わせてここに残しておく🥰




うえの@uen02025年10月20日読み終わった私たちも分断させられていたのかもしれない。 この続いていく円は、平面ではなく、螺旋のように上へと繋がって、あのガラスを破ると信じたい。下ではなく、上へと進んでいると信じてやまない。 印象に残った言葉------ 北島に救われた女の子がいるってことを思い出して。 二人でいれば無敵だった。 憧れていた無敵の女の子たちは、もう道しるべにはなってくれない。 美人。 その言葉は、もはやあなたを喜ばせはしない。きれいな牛だぜと言われてるみたい。 人生は、友達と一緒に進めないんだ。 性被害に遭わないように空手を習わせたい。恋愛至上主義の罠に嵌まらないようにシスターフッドの物語を読ませたい。女の子の人生には危険が多すぎて、その罠を回避させるために、なにをしてあげられるのかを考え出すと、不安で眠れなくなる。涙がでる。 ミソジニーは女性にしたら、自己嫌悪に転化する。自分のことが嫌いで嫌いで、自傷までする女の子たちに救いになるのは、優しい彼氏じゃなくて、自分との和解なの。自分の中に埋まった「男の視線」をやっつけること。女じゃなくて、人になること。

Izmn@izumibook2025年10月12日読み終わった「女」という立場の弱さに対してモヤモヤしていたこと、同性に対する信頼感、全てがここに詰まっていた。私が感じていたことはこれだった。 面倒で大変な関係性だけど、強固な繋がりが確かにあると思った。
あんこ@anko3252025年10月6日読み終わった小説を最後まで読み終えたのいつぶりかな。連作で登場する1人1人、私自身とは全く違う人間であり人生なのに、自分の感じている(あるいはかつて感じていた)もどかしさが至る所に描かれていて夢中になった。5章、6章、好き。8章、うっすら感じていた女性として生きるという傷みにドキッとした。最後まで読み終えた時の、あっ!っていう仕掛けも素敵でした。人生は、人間関係は、つながっていく。そしてシスターフッドの素晴らしさ。



本と珈琲@yukiko7112025年8月24日読み終わった集英社のナツイチを見ていて、表紙も素敵で女性の友情がテーマということで、読んでみたいと思い購入。読みながら、小学生のころから今までの友達の顔が浮かんできた。共感する部分も多く、一気に読んだ。語り手が、バトンを繋ぐように変わっていくのも面白かった。
さぁ@sayuri32025年8月20日買った読み終わったあぁなんとなく分かるなぁと小中高大、それぞれの時代の女子ならではの友人対人関係 空気感とか気遣いとか時には後ろめたさとか、文章からリアルに感じられて一気読みした


yuki@_2l1p2025年7月16日読み終わった@ 自宅読了。緩やかにつながっていくのが、シスターフッドとしても物語としても心地よさもおもしろさもあった。 わたしの人生も誰かと誰かの緩やかな繋がりだと思うとおもしろい










- さてん@bikbikll3102025年7月6日読み終わった小学校とか中学校とかこんな感じだったよなーとか、あの子はこんなふうに生きてたのかなーとか、時代が変わりながら移りゆく主人公に心を寄せた。 同世代の人の話の時に、友達とは一緒に人生を歩めないみたいな言葉があって、ああ、そうだよな。わかってたけどな。そうだよねって気持ちになった。 いろんな形で人生は動いていくし、何気なく発した言葉に偏見が含まれてたりもする。少しずつ修正しながら生きるしかない。

ヒナタ@hinata6251412025年5月31日読み終わった山内さんの本はほんとに地方出身氷河期世代女子が読むと身につまされてつらい… でもほんとにリアルなので下の世代の人たちが読んでくれるといいなって思う


あおいとり@aodori3212025年5月30日読み終わった世代的に同じで共感しっぱなしだった。私は生まれ変わっても女がいいし、不便を感じることは多々あれど女であることを疎ましく思ったり辛いと思うことはそれほどない。それでも、どの章の登場人物にもかつての自分が重なり「よくここまでやってきたね」と労りの言葉を自分にかけたくなった。思春期真っ只中の娘は現在すでに生きづらそうにしているし、かける言葉にとても迷う。未来はただ祈るばかり。
うまだうまみ@ssks56112025年5月22日読み終わった解説の1行目で「友情は人間関係の上級編」とあって確かになと思った。恋愛は「付き合ってください」「結婚してください」という関係を始めるための言葉があるけど、友情にはない。インスタやLINEを交換しても別に友達じゃない。私は未だに私の相関図にいる他人たちの中に何人の友達がいるかわからない。まだ1週目だけど、回を重ねるごとに捉え方が変わる本だろうなと思う。
うまだうまみ@ssks56112025年5月21日読んでる「ヘッドホンで鳴る好きな音楽は、心を守るお経みたいなもので、部屋の壁に貼った好きな映画のポスターやポストカードは魔除けのお札。それだけじゃだめで、時折りカンフル剤として、テンションのあがる本や雑貨を買うことで、なんとかぎりぎり精神の平静を保っていられた。あたしたちがこの世界で正気を保って生きるには、日々文化的消費に励まねばならず、金がかかった。」 最後の「あたしたち」には読者の私も入ってます🙌この本読んでるとき共感しすぎて脳内でヘドバンしてるんだけど、そのうちそれが外に出るんじゃないかと怖くてなるべく家で読むようにしてる

m@kyri2025年5月6日読み終わった@ 図書館本当に本当に本当に、つらかった………同じ友達とずっと一緒にいられない、それは経済状況やそれぞれのライフステージの違いがそうさせてはくれない その時々でこの人となら友達になれるかもって思えた人ともいずれは離れていく 知り合っては離れていった何人もの友達のことを考えながら読んだ でも、離れていくかもしれなくても、その時々で友達になれる人にはきっと出会えるのだと思うとそれは救いでもあるような気がした 上野千鶴子の解説にちょっと勇気づけられた、友達になりたい人には自分から声をかけよう








北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年4月28日読み終わった@ トムネコゴ10歳から40歳、それぞれの年代を生きたそれぞれの女性たちによる、章ごとに主人公が移り変わっていく連作短編集。 どの年代の心の動き、付き物な苦しさ、溢れ出る叫びや反対の喜びも覚えがあると思いながら、どれにも何にも覚えがないと思い直す瞬間もあった。 35歳独身は今年36歳になって、これからも人生が続いていくが、何とか飽きないようにやっていくしかない。








































































