本を書く (ポケットスタンダード)

本を書く (ポケットスタンダード)
本を書く (ポケットスタンダード)
アニー・ディラード
田畑書店
2022年2月7日
13件の記録
  • めぽ
    めぽ
    @mepocurry
    2026年2月12日
  • さや
    さや
    @saya_shoten
    2026年2月5日
    noteより引用。 私が参加していた読書会は予め読んでおく必要はなく、読む本を持って行けばOK。用意できなければ、主催者にプリントしたものを配布してもらえる(コピー代は有料)。 読書会は90分で、改行ごとに読む人を分けて、声に出して回し読む。途中で感想を言い合う時間が設けられていたり、最後にお茶とお菓子の時間があるのも楽しみの1つだ。 今回は、第3章を5人で読んだ。 章の冒頭には毎回詩か何かの一節が載っているのだが、第3章はこんな具合だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今日もまた一日働いては一ドル稼ぐ暮らし がんじき履いて十四時間、ああ、パイが食べたいな。 ーーーメーン州のわな仕掛け人の日記より ーーーーーーーーーーーーーーーーーー-- 1ドルが日本円で幾らなのか分からないし、「がんじき」も聞き慣れない。雪駄みたいなものだろうか。パイはきっとアップルパイではなく、食事用のパイだろう。メーン州がどこかよく分からないし、「わな仕掛け人」の生活形態も謎だ。猟師や木こりに近い感じだろうか。冒頭だけで「?」が渦巻くのだが、異国の話を想像で補いながら聞くのは楽しい。 第3章では(第3章でも)、「書く」とはどういうことか、あらゆる表現で語られている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「ライオンを部屋に入れて!」と、私は叫んだ。 しかし、ライオンはいなかった。私は毎日を一匹の犬と一匹の猫とともに過ごしていた。彼らの身振りのすべてが、今日という日は一日中、頭のいい生き物は寝て過ごすのだということを強調するものばかりだった。私は自分自身をクランク代わりにしてエンジンを始動させるしかなかった。 エンジンを始動させるために、私はジャッキの上に立って自分自身を吊り上げた。自分自身をボルトのように引き締めた。からたを万力の締め具の中に入れて圧力が十分に高まるまでハンドルを引き上げた。私は正確に計った用量のコーヒーを飲んだ。それはなかなか微妙な問題だった。腕のいい麻酔専門医顔負けの、用量に関する微妙な判断が必要だった。コーヒーが効果を上げる分量の幅はごく狭い。量が足りないと役立たずで、適量を越えるとまったく逆効果だった。 【エンジンを掛ける】 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー しかし今度は、ああ、私はあまりにも強くクランクを入れてしまった。もうレコーダーを吹くことはできない。軍隊らっぱが必要だ。ピアノなら壊してしまいそう。キャビンのまわりでなにができるか。割るべきまきはない。金属用の弦のころで切らなければならない仕事があったが、そんなものはこの際繊細すぎる。赤ん坊を養子にするとか、授業のカリキュラムを作るとか、ヨットで海に出るとか? 犬は片目を開けて、上目遣いに私を見て、再び目を閉じる前にとろんとして白目を見せた。道徳的な動物になど餌を与えてはならない。彼らがそんなにえらいというのなら、彼らが書いた本はどこにあるというのか?おなかが空いて死にそうだった。が、食べるなんてもってのほかだった。吐き気はこのエネルギーを鎮めるかもしれないが、食べたらこのエネルギーはなくなってしまう。 【エンジンを掛ける】 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 犬も猫も飼えなかった私には大変羨ましい環境だが、冷静と狂気の狭間を漂う著者の頭の中を、他者の声を通して知るのは面白い。
  • きん
    きん
    @paraboots
    2025年12月24日
  • 米谷隆佑
    米谷隆佑
    @yoneryu_
    2025年12月5日
    アニー・ディラードは一九四五年生まれの"女性"であるが、訳者があとがきに記した気づきが面白い。 "もう一つ興味深いことは、彼女の文章はジェンダーレスであるということ。 訳していて、彼女の思考に性別を感じなかった。いやあえて言えば、書くときに自分を女性とは思っていないのではないか、というほうが正しい。男性の言葉で書いているとも感じない。性のカテゴリーとボーダーを超えた人間として書いているのかも知れない。" 書くことの覚悟を、哲学と豊かな比喩表現で記される本書は、一度読むだけでは足りない満足感に襲われる。もっと書く生活を送ってから読めば、また見え方が変わるかもしれない。 表紙の写真を上田義彦さん、巻末のエッセイにBOOKNERD店主の早坂大輔さんと、〈好き〉な対象が本文をサンドしていて、二人のファンにとって良書。
  • かもめ
    @yaasmiina
    2025年11月20日
  • Mari
    @mar-libros311
    2025年11月20日
  • Reino
    Reino
    @Reino
    2025年11月9日
    数年前、書店で装丁に惹かれて購入したまま、ずっと机の上に目に入る位置で置いたままになっていた。 ふと気が向いて読み始めてみると、「本を書く」方法ではなく「本を書く」行為が丁寧に描かれており、文学を書く苦しみを追体験するかのようだった。
  • gato
    gato
    @wonderword
    2025年11月5日
    何を読みたいのかわからなくなったとき、この本を開いて章をひとつ読み終える頃にはいつも気持ちが落ち着いた。
  • ieica
    ieica
    @ieica
    2025年10月29日
  • 武田 俊
    武田 俊
    @stakeda
    2025年1月14日
  • いや、想像してた本と違った。帯の須賀敦子が決め手で読みたくて読んたけど私にはまだ早かったかな……。コレは翻訳大変だっただろうなぁ〜。読み直すことでわかるようになりたい。
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