法治の獣
21件の記録
Tomy@books_tomy2026年2月8日読み終わった同著者の「オーラリメイカー」に続けて読了。 本作も不可思議な特性をもつ異星生物の起源や生態の謎に迫っていく話で、その謎が解明されていくことに知的興奮を覚えながら読んだ。 3篇からなる中篇集で、3つめの「方舟は荒野をわたる」が前向きな終わり方で一番好きだと思った。 「オーラリメイカー」を読んだ時にも思ったけれど、よくこんな異星生物を思いつくなあと。生態や進化の過程といった設定がとても精緻に作られているので現実味があるように感じてしまう。 著者の壮大な宇宙観や奇抜な異星生物のイメージに置いてきぼりにならないように脳の想像力を司る領域をフル回転しながら読んでいる感覚だったけれど、その負荷が不快ではなく心地良いと感じられるとても良いSF小説だった。
Ritsuki@Ritsu_second2026年1月28日読み終わった知性とファーストコンタクトと人類の使命の話 「何かを滅ぼすこと以外に、地球人が宇宙にできることがないのなら、我々がやるべきことは太陽系に閉じこもっておくことでは?」 文明と少数民族の交流としてのメタファーとしても読める、ハードSF
数奇@suuqi2025年8月29日読み終わった3作の中編すべてとても面白かった。3編とも宇宙の奇妙な生命体に関するハードSFで、大胆な発想に対する緻密な設定、さらにストーリーテリングの面白さも加わってとても読み応えがある。特に表題作「法治の獣」が素晴らしく、知性を持たず生存本能だけで「法」を作り出す獣という設定だけでも面白いのに、その法を人間社会に適応させる国家と、そのなかで宗教や社会の問題が様々な思惑を生んでいく物語の作り方が上手すぎる。アイデアの凄さもさることながら、エモーショナルな物語性と文体こそこの作家の魅力だと感じる。


ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年7月6日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、7月6日(日)オープンしております。19時まで。ご来店お待ちしております。 春暮康一『法治の獣』ハヤカワ文庫JA 上質な知的興奮が味わえる傑作ファーストコンタクトSF。 惑星〈【裁剣/ソード】〉には、あたかも罪と罰の概念を理解しているかのようにふるまう雄鹿に似た動物シエジーが生息する。スペースコロニーでシエジーの研究をするアリスは、コロニーとシエジーをめぐる衝撃の事実を知り――戦慄の表題作に、ファーストコンタクトの光と影を描ききる傑作二篇を加えた地球外生命SF中篇集。 #春暮康一 #法治の獣 #早川書房 #信州 #長野県松本市 #松本市 #本屋 #書店 #古本屋 #ブックスエコーロケーション









