棕櫚を燃やす

棕櫚を燃やす
棕櫚を燃やす
野々井透
筑摩書房
2023年3月20日
8件の記録
  • ぽち子
    ぽち子
    @pochi_co31
    2025年5月12日
  • なんて寂しい話を書く作家なんだろう。 文章は煌めいていて、平凡な日常が異界のように浮遊して読める。表題作が特に良かった。私の父は確執の只中のまま死んでしまったので、こういった父と娘の物語を読むとどうしても受け付けない気持ちになってしまうのだけどそれでも良かった。まるでひとりぼっちみたいな人ばかりが出てくるのに必ずどこかしらに過去の恋人の面影が書き込まれているのは何故なんだろう。登場人物を孤独に落とし切ることをしたくないのだと勝手に思った。
  • とーど
    とーど
    @toutoutoudo
    2025年5月7日
    拡張された3行。3分で食べて無味。金閣寺より銀閣寺。ソフトクリームの上の金箔。金箔が多すぎたら陶酔。 私の家族はさけるチーズでこの家族はカマンベールチーズ。それは分かり合えない。
  • K
    K
    @readskei
    2025年4月29日
  • ぱんに
    ぱんに
    @pn2co
    2025年4月15日
  • 誤差
    誤差
    @gosa_
    2025年3月6日
    共通テスト追試の小説文。表現の繊細さに脱帽し、その日のうちに購入。「あまさず暮らす」という言葉の通り、穏やかながらも少しずつ移ろっていく日々を丁寧に描いていて、本当に素晴らしい作品だった。
  • 太宰賞。好きな世界観で、とんでもない良作だった。一文字、一文を丁寧に読んでいきたい作品。 人として生きる、人と生きるうえで大切なことがたくさん詰まっているような気がする。心や身体と対話のできる方なのだと思った。この方の作品、読み続けたい。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved