平場の月
13件の記録
食いしん坊ちぇりぃ@yummyyummycherry2026年3月25日読み終わった責任にとらわれ、正しさに縛られ、互いの人生に入り込みきれない2人の関係は「大人の恋愛」という言葉では表すことができない何か別のものを感じさせられた。 手に取った時はあっという間に読み終わりそうと思ったんだけど、ボリュームのわりに思いのほか時間がかかったなー。青砥と須藤の苗字呼び+羞恥心がまるでないかのようなあけすけないじり合いからは中学時代のフレッシュでドライな男女の友人関係を感じ、少しずつ関係性が深まっていく様子や、病の登場後も胸がじんわりあたたかくなるシーンもあって、“平場の幸せ”を感じた。でも、物語の冒頭で時間経過と共に須藤の死が近づいていくんだという結末がわかってるだけに読み進めるのを躊躇ってしまいちょこちょこしか読めないというあまり経験したことのない読書体験だった。 青砥はな、、須藤にとってはイイヒトなんだけど、時折差しこまれる妻との回想で本質的にイイヒトというわけでもない感じが出ていて、だからいまいち信用できないな…一過性の熱で気持ちが盛り上がっちゃっているだけなのでは…という視線を彼に送っていたら肝心なところを踏み外しちゃって、なんか名前の通りあおいんだなと思った。 須藤の方はと言うと、生き方と過去にギャップがありすぎて私の人生経験が足りていないからか、キャラクターの同一性に欠ける気がして、後半語られる自己嫌悪の話がすんなり入ってこなかった。一気読みしてたら雰囲気で行けた気もするんだけど。人間らしいってことなのかな…あんな振れ幅の大きな人生送る人もいるのかしらね。青砥側の目線の方が多い語りだったけど、「冷静と情熱のあいだ」みたいな感じで、両方の視点からで読めても面白い設定だったかも。 あと、「マチネの終わりに」を読んだ時も思ったんだけど、愛し合う2人がミスコミュニケーションですれ違うっていうのが大人の恋愛ものにはよく出てくる気がして、そうでもしないと別れの動機付けができないのかもしれないけど、なんかこうリアルの男女はもっと傷つけ合いながらも曝け出して話し合いを尽くしたりして泥々になる気もするから「実はこのクリティカルな情報が伝わっていなかったのです…!!」というカラクリはなんかお話感がそこで急に出ちゃって一気に目が覚めちゃう気がするの。



- サニー@sunny2026年1月25日読み終わった借りてきた映画を見てから原作小説を読見ました。登場人物は当然俳優さんにそれぞれ置き換えられて、具体的な描写が脳内で補完されていく。 映画では語られなかった言葉、小説では語られた言葉。 映画では目に見える描写、小説では見えない風景。 それぞれが補完されて興味深く読めました。 ラスト2行を読んだ時、映画のラストシーンがより深く理解できた気がした。
薫@dct2472025年12月4日読み終わった映画がとても良かったので原作を読む。 映画で印象的だった中学生時代のエピソードほぼオリジナルじゃんー!原作にはないじゃないですか!もっと原作の大事なシーンを映画で観たかった。

- Meg@m8240n2025年11月5日図書館★★★★☆人間ドラマ同世代(50代)の2人の物語 離婚、親の介護、身体の不調、人には言えない秘密。 何かしらを誰しもが経験しているだろう世代。 長い事自分と付き合っていると、気づいてくる暗黒の部分。 誰にも言えない。 誰にも言わない。 私ってずるいんだよね。 色んなしがらみが無くなったら、須藤みたいに強く潔くありたい 悲しいほど潔い。
ねこみ@nekomi8142025年10月4日読み終わった須藤のさっぱりとした「太さ」 そのほころび 口調や生きかた 地元で50代を生きる、ということ 根の張った愛情 だれかがいなくなってしまう物語はどうしてもそれがすべてになるのでしんどいなとおもうけどこの話はそうではなかった 映画のPV、「鉄の棒で出来上がった骨組みだけの飛行機」が想像通りでうれしかった。胴体が緑で羽が黄色。わたしもむかし似た飛行機に乗ったことがある。







