白痴
42件の記録
しのぶ@rum_raisin2026年6月4日まだ読んでる@ 自宅「外套と青空」 NHKアナザーストーリーズの阿部定回で坂口安吾が対談した話を観た後だったので、阿部定に坂口安吾がもつ勝手なイメージと、登場人物のキミ子が重なって読んだ

ふまそん@fumason2026年5月29日読み終わった⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ “私は然し、この女の不具な肉体が変に好きになってきた。 真実というものから見捨てられた肉体は、なまじい真実なものよりも、冷めたい愛情を反映することができるような、幻想的な執着を持ちだしたのである。私は女の肉体をだきしめているのでなしに、女の肉体の形をした水をだきしめるような気持になることであった。”

ぴー太@ystit2026年5月18日読み終わった戦中、戦後文学を好む理由として、極限状態だからこそ、人間の本質がもっとも鮮明に現れるからかもしれない。 そして逆説的に平和な日常の見え方まで変わる。 空襲下では、教養も地位も倫理も芸術や美、純粋性への執着もすべて吹き飛ぶ。 その一方で白痴の女を見捨てない部分には説明不能な情がある。 その不合理さこそが人間性の最後の砦か。




アネモネ@anemone2025年12月15日読み終わった戦争末期、伊沢は隣家に住む白痴の女と奇妙な共同生活をする。 デカダン派と称される安吾の小説を初めて読んだが、「性」や「堕落」のテーマにおいて、村上龍との共通性を感じた。女性の描写は好き嫌いが分かれるか。戦争が生き生きと描かれている。


小切手@pkseathroughreading2025年8月14日読み終わった@ 自宅坂口安吾はエッセイの方が好きだな。エッセイ同様、女性フォーカスか人間フォーカスかで解像度が違う部分は個人的に非常に気になるところ。それが小説になるともろに感じられる。 白痴でのロマンチックな台詞を見て、やっぱこの人ものすごいロマンチストだよなあ...と思った。

mayu@yatsu_books2025年4月1日再読した久しぶりの坂口安吾『白痴』 人間が理性的でいられるのは、生死に関わるような社会的な不安がないという意識がなせるわざなのだということを、読む度に認識させられる 『4月の本』と一緒に




ank@fickleness1900年1月1日買った読み終わったかつて読んだ「馬鹿!」女の手を力一杯握ってひっぱり、道の上へよろめいて出る女の肩をだきすくめて、「そっちへ行けば死ぬだけなのだ」女の身体を自分の胸にだきしめて、ささやいた。 「死ぬ時は、こうして、二人一緒だよ。怖れるな。そして、俺から離れるな。火も爆弾も忘れて、おい俺達二人の一生の道はな、いつもこの道なのだよ。この道をただまっすぐ見つめて、俺の肩にすがりついてくるがいい。分ったね」女はごくんと頷うなずいた。 (お気に入りの描写)






















