サージウスの死神
33件の記録
橋本吉央@yoshichiha2026年9月18日読み終わった最初の導入はわかりやすいが、ギャンブルが主人公に及ぼす影響による酩酊が進んでいくと純文学らしく「よくわからない」感じになっていく。 やはり特徴的なのは文体かな、と思う。後の作品の気配を感じさせる、短く暗い、内に閉じて表情が読みづらい文体。でも、最初の方の、ギャンブルにのめり込んでいくまでのパートは、ストーリーが進んでいないゆえに、基本平凡な日常の気配が残っているのだが、そこでの文体、というか主人公と仙崎の会話の違和感とかは結構ある。会話の描写が上手い下手とかじゃなくて、文体としてまだ本気じゃないような感じ。話が進んでいき雲行きが怪しくなってくるとどんどん佐藤究的になってくる、という印象。 それでも、のちの作品、特に『テスカトリポカ』なんかは、ストーリーはエンタメ的でありつつ、文体の抑制と統一感はずっと洗練されている感じがするように思う。とても興味深いなあ。 人におすすめする本ではないが、個人的な佐藤究研究として面白かった。
だぼつっふ@dabotsufu2026年5月2日読み終わった自分も賭け事が好きな節があるので時々ちょっと共感できるなって思ったりさすがにそこまで狂気に全ベットできんわ…の気持ちが交互に来た。 お金、とどのつまり貨幣は特殊な力を手に入れた主人公にとっての求める結果ではなかったのかな。主人公をカジノに連れてきた仙崎も、ギャンブルにのめり込んだ先で出会った薬師寺や長谷川もみんな命を落として、結局死神ってのは誰を指していたんだろうか。 作中では死神は皇帝であると言われていたけど、もし仮に"サージウスの死神"っていうタイトルが部分的に主人公を指していたとして、最後にサージウスを指から取り出した主人公ははたして何者になったんだろう。正直彼の行く末がまったく想像できない。 あと、文体がかなり好みだった! 別作品も読みたい。
日葵@himari2026年3月7日読み終わった図書館で借りたあんまりよく分からなかったけれど、ページをめくる手は止まらなかった。 読み終わった後、どっと疲れがやってきた。 私はギャンブルにはハマらないだろうな、と思った。



原沢香司 フクロコウジ旅と本と人@harasawa_koji2026年1月14日読み終わった@ フクロコウジ 旅と本と人佐藤究祭りを開催中。これがデビュー作品で、当時は純文学だったらしい。著者本人がこの作品を振り返り50点くらいと語っていた動画をみた。点数はつけられないが、狂気を常に感じさせる文体はやはり危険だ。

- さゆ@yuuuk342026年1月12日読み終わった始終外から眺める感じで読み進めてしまったからか、怖いな、という他人事極まる感想が残った。 佐藤究らしい文圧みたいなものは一貫してあって、読み進めるのは難しくない。 佐藤究の他作品を全て読んでから読むくらいがちょうどいい気がした。
sigure@__d1293o2025年11月7日読み終わったデビュー作読めた~~やっと! 同じ人が書いてるのはわかるけどかなり毛色が違うっていう解説と同じようなこと思ったな。純文学寄りだけど純文学っぽいわけでもないというかうーん。私が普段純文学をあまり読まないから、中村文則っぽいな!と思ったのが答えなんだと思う。(ジャンルとして寄っているという意味で) 面白かったんだけどなんだか私にはまだわからないところもちらほら。結構なスピード感で読んじゃったから時間できたら読み直そうかなあ


























