さゆ
@yuuuk34
備忘録
- 2026年9月27日
ポトスライムの舟津村記久子読み終わった初めての津村記久子作品。 物語の世界との距離感が絶妙で、苦しい題材だけど感化されすぎない気がして、個人的には好みの文体だった。 本人にしか分からない、他人から見ると些細なことが生活を変えるきっかけになるところが、ああこれは現実を描いた作品なのだなと感じさせた。 どちらの主人公も、鬱屈とした中でそれでも他者との関わりを完全は絶たない選択が出来るからこそ、生活が続き、少しだけ前向きな結末を得られたのかなと思う。 - 2026年9月5日
777 トリプルセブン伊坂幸太郎読み終わったシリーズ読了。 作品ごとにつくりは変えつつシリーズものとして楽しめる要素が多くあり、飽きずに読み進められる。 777は伊坂にしてはややストレートすぎるくらいにまっすぐ進んでいくけれど、読後の爽快感もいちばんかも。 持たざるものでも進めること。 構成は時々で変わっても、人間への小さな期待が変わらずあるところが伊坂らしく、好んで読みたくなる理由だと思う。 - 2026年8月9日
満願米澤穂信読み終わった図書館本。 整った作品が程よく並べられた短編集という印象。 心が動くということはなかったが、読ませる文章で書かれたイヤミスを読みたい人には良いかと。 近ごろ『柘榴』のような話を読むのが苦手になりつつあり、そこだけが少し辛かった。 願いが叶ったあとも生活は続くということ。 - 2026年8月2日
家守綺譚梨木香歩読み終わった四季折々の風景が静かに色鮮やかに描かれていて、うつくしい作品に出会えたことに喜びを覚えるような一冊。 自分が語ったところで作品の美しさを表すことはできないのがさみしい。 私の精神を養わない。 いつかまた思い出す言葉になると思う。 - 2026年8月2日
グラスホッパー伊坂幸太郎読み終わった何故か読んでいなかったため、メタリックカバー版が出たタイミングで購入。 伊坂作品はテンポの良い文体や個性のあるキャラクターによって、何となく陽に寄った雰囲気がある。ただ、実際のところ世界の冷たさみたいなものが前提としてあると思うし、この作品はその色が強い気がした。 人が亡くなる描写がかなり冷徹で、その場の流れの中のひとつの事象として人が破壊されていく。結構ハードな作品だと思う。 ただ、そんな中でも変わらず人間へのささやかな期待みたいなものがあって、だから伊坂作品を読んだ後にはどこか爽やかな空気があるのかも。 - 2026年4月26日
赤い月の香り千早茜読み終わった再読文庫本&続編刊行記念で再読。 1作目とは異なり、全体的にスパイシーな香り。今作はより依頼者たちが前を向くための一歩に香りがあると思う。 シリーズものとして面白く読みやすい。一方でシリーズ物だから、という意識は透けて見える感じはする。続編はその辺がより自然な感じになっていると嬉しい。 続編も購入したのでGWに読みたい。 - 2026年1月22日
ペッパーズ・ゴースト伊坂幸太郎読み終わった伊坂幸太郎がみっちり詰まった作品。 今まで登場人物表なんて載せていたっけ?と思いながら読み始めたけれど、読み進めていくうちに芸の細さに笑ってしまった。 いつかまた、希望を求めて読んでしまうかも。 - 2026年1月18日
- 2026年1月13日
- 2026年1月12日
- 2026年1月12日
サージウスの死神佐藤究読み終わった始終外から眺める感じで読み進めてしまったからか、怖いな、という他人事極まる感想が残った。 佐藤究らしい文圧みたいなものは一貫してあって、読み進めるのは難しくない。 佐藤究の他作品を全て読んでから読むくらいがちょうどいい気がした。 - 2026年1月11日
ルカの方舟伊与原新読み終わった先に読んだ短編集2作とは違いミステリ作品 科学を題材にしながらも取っ付きやすい文体で一気に読める かつて学生という立場で科学者の端くれとして研究を行っていた身には、痛みを覚える内容だった - 2026年1月11日
- 2026年1月7日
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