火曜クラブ
22件の記録
いちのべ@ichinobe32026年4月2日読み終わった気軽に読めて、満足度たっぷりの短編集だった。 特に最後の3話、『毒草』、『バンガロー事件』、『溺死』が、それぞれ異なる方向性で、他とは趣向の異なる話だったのも短編集の構成として楽しい。

いちのべ@ichinobe32026年3月20日読んでる『四人の容疑者』『クリスマスの悲劇』読了。 『四人の容疑者』、実際にイギリスで園芸をされている読者なら、ミス・マープルがそうだったように、読んでいてピンとくるのかも、と想像するのが楽しかった。
いちのべ@ichinobe32026年3月14日読んでる『金塊事件』『舗道の血痕』『動機対機会』『聖ペテロの指のあと』読了。 語られる事件が、それぞれの人物に合った物語、魅力的な謎ばかりで、なんて贅沢な短編集だろうと幸せな心地。 特に『動機対機会』は、血は流れないものの、ミス・マープルの実体験とも直接的に繋がる謎解きなのが楽しい。 そして小学生の頃、怖かったイラストは『動機対機会』の交霊会の場面だったのかも?とも思えてきた。 『金塊事件』を通して、ミス・マープルの可愛がる、甥のレイモンドの間抜けなチャーミングさが伝わってくるのも良い。 > 「それこそ、思いちがいというものですよ。人間なんてみんな、似たりよったりですからね。ただ、都合のいいことに、あなたがたがそれに気づかないだけで」(『聖ペテロの指のあと』p171) 青年期までは、自分は普通ではないと悩んだり、特別な存在になりたいと願ったりしていたけれど、中年になった今の自分はこの言葉にむしろ救われるような、前向きな諦めを持てるなあと思った。
いちのべ@ichinobe32026年3月14日読み始めた表題作および、『アスタルテの祠』読了。 小学生の頃に『火曜クラブ』を読んでいるはずだが、小エビのことしか記憶になかった。真相のあの背景、児童向けの本ではどういう表現になっていたんだろう…… そして、『火曜クラブ』の記憶にどことなく「怖い」イメージがあったのは、『アスタルテの祠』に起因していたのかも、と思い出した。ランプが消えた場面の挿絵があって、それが何やらおどろおどろしかったうえ、事件の内容もミステリアスだ。 どちらもミス・マープルならではの洞察力で真相が鮮やかに導かれるのがかつては楽しかったし、今あらためて読むと「人間の欲望」の話としても面白い。 > 「わたしの言いたいのはね」とミス・マープルはかすかに眉をよせて、編み目をかぞえながら言った。「たいていの人は悪人でも善人でもなくて、ただとてもおばかさんだってことですよ」(『火曜クラブ』p18) つい先日、同世代の人と「自分もまた、凡庸で愚かな人間だと思い知りますよね〜」と世間話をしていたので、ミス・マープルのこの言葉に深く頷いた。

Louis Cyphre@louiscyphre2026年1月26日読み終わったミス・マープルのキャラは短編の方が活かされるような気もする。 と思ったら霜月蒼氏は(前半を)酷評だな(笑)。 書籍としては『牧師館の殺人』の後だが、その前半の各編は牧師館に先駆けて発表されて、後半各編が牧師館の後に発表された…ということらしい。
m_u@m_119272025年8月22日読み終わった諸々あって今年はめっきり本が読めなかったけど、今日久しぶりに一冊読了した。 アガサ・クリスティは短編でも安定の面白さ!作品の質といい数といい、その才能の豊かさたるや…!としみじみ感じ入った。 ポアロが主人公の作品はいくつか読んだけど、ミス・マープルものは初めて。わたしはこのおばあさんが、とてもとても好きになった。 作品の中では特に「二人の老嬢」が印象深い。 次は長編を読みたい。
ほせ@coffee_dog2025年5月25日読み終わったミステリーが読みたくなったので読んだ。読みやすい。私はカタカナが苦手で長編ミステリーになると誰が誰だか分からなくなってしまうことも多々あるのだが、アガサクリスティーの短編は登場人物が出揃ってすぐ種明かしに入るので本当に読みやすい。時代を感じる言葉遣いも上品で、読んでいて自分も上流階級の優雅な暇つぶしに参加しているような気分になれる。
沼門@swam6982025年3月10日かつて読んだ全人類にオススメマープルシリーズの第一作目。オムニバス形式でひとつひとつのエピソードが短いから読みやすい。 ストーリーとしては、マープルの甥のレイモンド(作家)がマープルの家で開いた夕食会の際に「人生経験豊富な皆さんなら、自分だけは真相を知っているが世間では知られていない未解決事件の一つや二つお持ちでしょう。皆でそれを順番に披露し合いませんか」と提案する。そのミステリー版百物語のような催しを開催日にちなんで『火曜クラブ』と命名。 盛り上がるメンバーに、静かにニコニコ皆の話を聞きながら編み物していたマープルが「私もお仲間に入れてもらいたいわ」と声をあげる。 閑静な田舎でずっと暮らしてきた見るからに穏やかな老婦人であるマープルに、そういった不穏な事件など縁が無いだろうと皆内心タカを括りつつも「ええ、是非参加してください」と快く歓迎。 そして一人一人の口から語られていく難事件に、これはネタバレですが、マープルが百発百中します。もう全部マープルだけがすべてをわかってます。 どんどん変わっていく周囲の目!感心、感嘆、畏怖の眼差し!貴女は一体どこまでお見通しなのですか? そして満を持して披露されるマープルの話のなんと高度なこと!気持ちいい〜!!面白すぎる〜!!マープル大好き!












