トルコから世界を見る

トルコから世界を見る
トルコから世界を見る
内藤正典
筑摩書房
2022年10月13日
6件の記録
  • えつこま
    えつこま
    @e2coma
    2026年3月9日
    図書館のティーンズコーナーから。トルコ、行ったことはないけど、イスラム文化とヨーロッパ文化が交差するという土地柄、気にはなっていた。本書は1994年に書かれた本に、2022年の視点からの文章が書き加えられた構成になっている。 まずトルコは政教分離を掲げているので、イスラム色は少なく民主的な国家だということ。だけども山岳部にディアスポラなクルド人の集住地があって、トルコ人は彼らを迫害してしまったから、クルド人の一部はテロ組織を結成してしまったということ。(日本における、「クルド人が危険」とするひどいヘイトはこのへんが原因なのか?) 一方で、貧しい国民は出稼ぎに出る労働者送り出し国ということで、中東の産油国に行ったトルコ人は人権無視の散々な目に遭ったため、ドイツへの移住が非常に多いこと。それでやはりドイツ国民の反発を買ってしまうが、ドイツ政府としては基本的人権遵守ということで移民労働者の家族呼び寄せを認めていること(日本も移民国家に舵を切ろうとしているが、このへんがちと厳しい)。 あと、トルコ都市部では田舎から来た人々が公有地に勝手に家を建てちゃって、最終的にはしょーがないから、ってことで彼らを追い出さずに土地の登記を認めたって話がおもしろかった。日本におけるホームレス文化の本もちょいちょい読んだ身からしては、なかなか興味深い部分。日本もそれぐらいゆるい部分があってもいいんじゃないか。
    トルコから世界を見る
  • Sanae
    Sanae
    @sanaemizushima
    2026年2月20日
    岩波新書の「トルコ 建国100年の自画像」著者の他の本を探してみると、ティーンから楽しめるこちらの本を見つけて図書館で借りてきて読んだ。 このシリーズは他にも興味深いのがたくさんあって、いろいろ読んでみたい。 まず「トルコから世界を見る」というタイトルがとても魅力的。アジアとヨーロッパの交差点というのはよく言われることだが、そこから世界を見るとはどういうことなのか。 自分のものさしで人を測ってはいけないというのはよくいうことではあるが、それは具体的にどういうことなのか。さまざまな例を紹介して、自分たちに無意識にあったものさしを示してくれる本だった。 ドイツにいるトルコ人の話から、日本に来ている外国人の話など、身近にある問題も提示して、岩波新書よりも近くで話を聞いているような、そんな感じ。 最後の章で、ニューワールドオーダー(世界秩序)という言葉がよく聞かれるが、軍事力や経済力に依存して秩序によって平和を維持することより、文化を異にする社会どうしの間に、なんとか共存を可能にするコモンセンス(共通の理解)を作り出すことのほうが大切だと思っている、と書かれていた。 今のギリギリの世界に訴えたい言葉ではある。お互いを理解するということの真反対に進んでいて、これは取り返しがつくのかどうなのか。実践する人は少なからずいる。諦めずにお互いを理解することのほうに進みたい。
  • ひろき
    ひろき
    @bayleaf
    2026年1月8日
  • ふねこ
    ふねこ
    @yu-fn
    2026年1月2日
    旅に出る前に。
  • かげ
    かげ
    @Kage_0313
    2025年12月9日
    ちがう国の人に私が今できることは、その国について知ろうとする姿勢をやめないことだな…と思った
  • W7Ed
    @4nTeG00N
    2025年5月1日
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