カメオ

19件の記録
- 杜@mok_q_2025年3月22日読み終わった爽快感。読んでいる時はヒヤヒヤしたけど、日常の中の緊迫感というのは「バリ山行」に通じているものを感じた。そういうのを描くのが巧い人だと思う。呼吸が同調する。
- yumaharada@yumaharada2025年3月16日読み終わったカメオの速度に煽られるように1時間もかからず読み終えてしまう。神戸のおっさんの顔が思い浮かぶ言葉の描写は、心の声として正しく再生されていた気がする。犬との出会いはそれぞれの物語になっていることを途中で自覚し、読みながらパラレルに自分と犬との関係が脳裏によぎる不思議な読了感。カメオ、カメオ、カメオ。
- *はな*@have727482025年3月6日読み終わったバリ山行と同じように職場での主人公は理不尽な状況下にあり、そのフラストレーションは読んでいるこちらにも伝わってくる。 主人公には厄介ごとではあったけれど、不条理を打破する力強さの象徴のような、応援せざるを得ない存在感がカメオにはあったように思う。
- いぬねこ@inuneko2025年1月22日読んでる今野書店で見つけて、一周してる間も考えてた。この本の前に戻ってきて、やっぱいいなあ。抱えるとほかほかしてるような、表紙の犬と暮らすような気持ちで帰った。
- 読書猫@YYG_32025年1月21日読み終わった(本文抜粋) ”私は慌てて、「おいッ、おいッ!」と犬を呼んだ。ズボンのポケットに入れていたサイコロ肉を掴み出し、「おーいッ!」と手を振った。すると犬は向きを変え、こちらに向かって突進して来た。しかし私の予想を裏切って、犬はそのまま私の傍らを通り過ぎると、今度は反対側の道路に向かって駆けて行った。そうして道路の際まで来ると、またクルリと向きを変えて、また別の方向に駆けて行く。弾かれたピンボールのように、向きを変えながら、私の存在を無視し、身を顫わせながら全速力で駆け廻った。“