花と夢
28件の記録
- 村崎@mrskntk2026年2月9日読み終わったきれいなタイトルと装丁に惹かれて購入。文章もさらりと美しく読みやすい、けど内容は決してうつくしいとは評せない。 チベットのラサのナイトクラブで働く花の名を持つ娼婦四人の物語。富も地位もない女性にのこされた生き方はあまりに理不尽で、しかし彼女らは自分の身に起こる不幸なことは前世の業のせいだと考えていて、信仰というのは生きていくための救いや希望にもなるけれど、それでも救われないことはどうしてもある……と胸がとても痛くなった。 菜の花があまりに不憫、ツツジとずっとささやかでも幸福な生活を送ってほしかった… 注意書きもありますが、直接的な性暴力の描写が出てくるのでちょっと気軽にはすすめられません


ゆらゆら@yuurayurari2025年6月24日読み終わった女性達の受難を描く現代チベットのシスターフッド小説。つらい物語だけど、チベットのことわざとかも交えての語りが魅力的で面白かった。社会の不正義のせいで酷い目にあってると思えるのに、矢印が自分に向く人物たちについての疑問は、解説にもあった「業報思想」=「(苦難は)自分の業の深さのせい」と捉える人物達の心の持ちようがとても興味深かった。あと、ラサの巡礼路などチベットのことも知りたくなった。(25.1.12読了)
lenco@lenco2024年11月20日再読完了解説にある「読み書きができることと自分の体を大切にすることが生き延びるためにどれほど重要か」という一文がさいご胸に迫る。 女の子たちがきらきらした小さな石ころ程度のそっと手のひらに載ってしまうような儚さと悲しさで、ため息しかない。























