広島第二県女二年西組

21件の記録
- 文庫のある生活♪@bunko_mylife2025年8月27日読み終わった関千枝子『広島第二県女二年西組』(ちくま文庫)を一夏かけて読み終えた。 原爆が奪った級友たちの命。 唯一*生き残った著者の生涯渾身の作品。 「お母さん…」「天皇陛下万歳…」 「…」 こんなにも若く純真な子どもたち、あまりにも若すぎた一生、それぞれの最期に涙が込み上がる。切ないよ。
- 本好き@yomu_012025年8月9日読み終わった期間限定配信版をKindleで読ませてもらった。 とても丁寧に聞き取りや調査をされていて、出版までどれ程のご苦労があっただろうと思う。 紙の本で買って手元に置いておきたい。
- ゆい奈@tu1_book2025年8月9日読み終わった二年西組の生徒たちは、広島市雑魚場町の解体作業に勤労動員されており、そこで午前八時十五分、被爆した。爆心地から僅か1.1キロメートルの地点だった。 あ、こんなにひどい全身状態でも脳はクリアなままだったんだ、という衝撃と、そのあまりにもむごい状況に、唖然とする。もう二度と過ちを繰り返さない未来であってほしいと願う。核兵器なんて世界からなくなってしまえばいい。 あるとき、白い色は敵機からよく見えて危険だからと、夏服や体操服はすべて強制的にカーキ色のような“国防色”染められたらしい。しかし皮肉にも国防色に染められた服を着ている者のほうが火傷の具合はひどく、真っ白の服を着ていた者の火傷は軽傷だったという話が印象に残っている。
- ゆい奈@tu1_book2025年8月7日読み始めたきのうから電子書籍で三日間無料で読めるとのこと。わたしは紙でもっているので、紙で読む。目を背けたくなるけど、忘れてはならないことが書かれている。未来にこんなことが起きないように、絶対、絶対、起きないように、起きてしまったことを知る。いつか、子に伝える。それが今のわたしにできること。