無人島のふたり

21件の記録
- ニャット@nyat19952025年4月16日山本さんの遺作であり、私にとって初めての山本作品。 角田光代さんが解説を書かれている通りに闘病記でありながら、ひとつの小説の様に感じる。 闘病の渦中をタイトルの『無人島』と著している所が心に響いた。
- とみ@tomi2025年3月10日読み終わった凪良ゆうさんが何かの本でお話ししていて、気になったので読んだ。私自身、山本文緒さんの著書を読んだことはまだないけど、それでも所々泣いてしまった。 なんだろうな、山本史緒さんがこの本の中では冷静に死と向き合うことを自分なりの言葉にしていて、ちょっと身近なところがイメージ出来すぎて悲しくなった。歳を重ねたときに、また読みたい。なんか味方になってくれそう。
- ほしの@starfield2025年3月6日かつて読んだメンタルが重くなるので闘病日記のようなものは読まないようにしてるんだけど、これはスルスルと悲しみながら読めてしまった。 病ゆえに仕方なく手放しつつも、書き続ける人生を学んだ。
- 夏しい子@natusiiko2025年3月6日かつて読んだ闘病記というより、緩和ケアしながらの生活記という感じだった。なので辛さに目が潤んで読みづらくなる というタイプのものではなく、山本さんと一緒にしみじみと 少しずつ動くのが辛くなる日々を過ごしていく という感覚のものだった。
- はぐらうり@hagurauri-books2024年1月9日読み終わったここしばらく、死がとても身近に感じている。とくに何かあったわけではないのだけど。生も身近かもしれない。 山本文緒さんの文体は、活字で書名が書かれているだけで読みたくなる不思議な方。もういないなんて信じられない。
- Julesbooks@jasminemarikat12023年5月1日読み終わった母も同じ病気で闘病中に介護しながら読んで泣きました。 とは言いつつ、不思議と気持ちが重くなりすぎなかった山本文緒さんの文体のふんわり感に救われもしたのでした。