ペンツベルクの夜

ペンツベルクの夜
ペンツベルクの夜
キルステン・ボイエ
木本栄
静山社
2025年5月22日
7件の記録
  • 星と嵐
    星と嵐
    @matsu155
    2025年8月5日
    新聞広告
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年8月5日
  • 鷹緒
    鷹緒
    @takao_tanka
    2025年7月15日
    原題はDunkelnacht(暗い夜)、ペンツベルクはミュンヘンの南西に位置する南ドイツの炭坑の町。
  • fuyunowaqs
    fuyunowaqs
    @paajiiym
    2025年7月13日
    午前中の明るい時間帯に読まないと落ち込んじゃうやつなので、午前中の明るい時間帯に読んだ。 章立てされた構成で、何度も「これから酷いことが起きますよ」「まだまだ最悪が更新されますよ」と心構えを促されるけど、それでも厳しい。戦争を知らない自分でも、責任逃れやその場しのぎの選択が脳裏をよぎるような経験には覚えがある。小さな不実がいくつも重なって、坂道を転げ落ちるような状況を作り出し、誰にも止められなくなる。今の社会を見ていると、こういうことは本当に起こりうることで誇張などではないと分かる。
  • よ
    @h___43
    2025年6月23日
  • ハム
    ハム
    @unia
    2025年5月25日
    ペンツベルクでの惨劇については本書で初めて知った。 短い話ながらさまざまな人の視点で語られるため、それぞれに正義があるというか、どちらが絶対的に正しいとか悪だとか言えないもどかしさがある。 その証拠に、惨劇に加担したナチスの将校らは全員が後に無罪になった。 ただシステムに組み込まれた、責任の主体がない存在。アイヒマンのような構造がここにも見られる。 先に読んだ「スマートな悪」とリンクする。 戦争を知らない世代としては、どうしてこんなことができるのだろうと思わずにはいられないけど、現代にもこうした例は多くあり、戦争を語ることの意義は安易な戦争反対ではなく、人間の振る舞いや構造にどう向き合うかを議論することにあるのだと思った。
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