復讐の泥沼
16件の記録
- しんたろう@shintarou2026年4月16日読み終わったネタバレまるだしp296 光の行動はあらゆる人々を絶望に陥れる。母親に肺移植を受けさせたい一心で、親族や元恋人や輪廻の会の関係者を苦しめた。そればかりか、母親の死後も自身の救済を求めて動き回り、全く無関係の人間もを巻き込んだ。 光はたまたま盛岡の死の現場に居合わせた黒田と自分を逆恨みしていた節がある。場合によっては復習することも考えていたのではないか。それで自分達を探したり問い詰め用たりしようとする行動が、新たな人死にに繋がった。 光を恨む瑠奈か引いた引き金で、黒田は命を落とした。その黒田の通夜で光が騒ぎ立てたことから、ネットで炎上が起こり、心労のたまったつまの真帆は自殺した。すべては光の引き起こした復讐の泥沼だった。 彼女に不用意に近づいた自分も事故に引き摺り込まれてしまったのではないか。 薬師は頭から血が引いた。自分は絶望の傍観者でなく、彼女に絶望させられる側に回ってしまったのではないか。

m-y読書記録@reads_m-y2026年3月31日読み終わった光は古民家カフェの崩落事故に巻き込まれ、一緒にいた颯一は亡くなってしまった。通りかかった医師を名乗る2人組に助けを求めるが応じられず、光は2人を探し復讐することを決意する。 (ネタバレあり) 光が薬師を探し、薬師も光を追う。光の目線では見えなかった部分が薬師の目線で明かされ、光の印象がひっくり返されます。無自覚に相手を泥沼に引きずり込み、沈めてしまう。これぞイヤミスでした。
人工芝@_k55y2026年1月19日読み終わった登場人物は、例外なく全員どこか壊れている。 「復讐は復讐を呼ぶ」という言葉が、これほど的確に当てはまる物語もない。 それぞれの復讐が絡み合い、連鎖し、逃げ場のない渦を生んでいく。 自分から見れば、自分の行いは正しく、正義だ。 けれど他人の視点に立てば、それは理解しがたい姿に映る。 複数の視点から見れば見るほど、浮かび上がるのは残酷さだけだった。 正しさは立つ場所で簡単に姿を変える。 その事実を静かにそして容赦なく突きつけてくる作品

まお@mao_ssss2026年1月9日読み終わったいや、天才か???? レモンと殺人鬼を読んで、国語教師として働きながら小説家を目指している。というあとがきがひどく印象に残った。 とても読みやすい文体からは想像もできないほど、緻密に練り上げられた物語。 これこそ令和文学なのかもしれない。 本当に素晴らしかった。冒頭から、終わりまで。大満足。 構成はとてもわかりやすく、こうなるのだろうな、と読めるのだけどその更に上を行く。 期待を上回ってくれるときの喜びは何物にも代えがたい。本当に嬉しい。 「焼けた釘を刺す」も購入済みなので、また少し時間をあけて、くわがきあゆワールドを楽しもうと思う。
おまめさん@omamesan2025年7月7日読み終わった檸檬と殺人鬼がめちゃくちゃよかったので買ってたのようやく読んだ ネタバレになりそうだから言いたいとこは言わないけど今回もどんでん返しというかすれ違いというかならほどねってのはそうだったんだけど主軸の二人が胸くそすぎて…オチにかけてなるほどねではあったけど正直メイン視点でもだいぶ透けてた








