飛ぶ教室

飛ぶ教室
飛ぶ教室
エーリヒ・ケストナー
丘沢静也
光文社
2006年9月1日
21件の記録
  • K.K.
    @honnranu
    2026年6月28日
    本編約200ページながら、全然読み進まなかった。でも名作の佇まい。相性が悪かったか。 親に捨てられたジョニー、腕っぷしがありながら素直な心の持ち主マティアス、その親友臆病者ウーリ、読書家ゼバスティアン、成績優秀で絵が達者で正義漢のマルティン。五人は寄宿学校で学び、育まれ、成長する。舎監の先生ヨハンベークと近所のローベルトウトホフトに見守られながら。 クリスマス直前、舞台劇『飛ぶ教室』の練習をする五人の元に、同窓生と授業のノートが拐われたと報せが入る。前半1/3くらいは抗争の話が繰り広げられるけど、重要でない。読み返すと、後半の展開と響き合う描写もある事に気付く。物語の後半は、寄宿学校のクリスマス生活について。ここは好きかも。 成長途中の五人は自分に足りないものを獲得しようとしたり、選べない環境に揺られたりする。ベーク先生がメンター役だけど、流石に全ての解決を背負わせ過ぎの感。マルティン帰省はそうするしかないか……?後で揉めない?個人的に良いのは、主なキャラだけでなく、エーガーラントやテオドールなど端役も自省し行いを改める描写がある事。過ちを犯しても、彼らの先に正義さんや禁煙さんがいる。 身につまされるのは、ウーリ。飛び降りた時の気持ちを思うと。でも劇の直前にやる事じゃないよ。マティアスがウーリに向ける思いも良い。もっと描写が欲しい。 作者から子供への思いがまえがきに明記されている。子供の時に読みたかった。 好きな部分は第2章「臆病者ウーリが臆病な自分を嘆く。」第4章「エーガーラントの葛藤。エーガーラント、降りる。」第5章全体。第9章「臆病についてゼバスティアンが根本的な説明をする。マルティンが家に送った手紙。」
  • K.K.
    @honnranu
    2026年6月24日
    どうして大人は自分の若いときのことをすっかり忘れてしまうのだろうか。子どもだって悲しくて不幸になることがあるのに、大人になると、さっぱり忘れてしまっている。 子どもの涙が大人の涙より小さいなんてことは絶対にない。ずっと重いことだってよくある。どうか誤解しないでもらいたい。不必要にメソメソしようと言っているのではない。つらいときにも、正直に言ってほしいだけなのだ。骨の髄まで正直に。p.18-19 きびしい人生は、お金を稼ぐようになってから始まるわけではない。そこで始まるわけでも、そこで終わるわけでもない。 ただし、自分をごまかしてはいけない。ごまかされてもいけない。災難にあっても、目をそらさないで。うまくいかないことがあっても、驚かないで。運が悪くても、しょんぼりしないで。元気をだして。打たれ強くならなくちゃ。p.22 賢さのない勇気は、乱暴にすぎない。勇気のない賢さは、冗談にすぎない。世界の歴史には、勇気はあるけれど馬鹿な人間や、賢いけれど臆病な人間がたくさんいた。 勇気のある人間が賢くなり、賢い人間が勇気をもってはじめて、人類の進歩というものが感じられるようになるだろう。p.23 「いろんなことをやったさ。臆病者を卒業するために。──でも、どうしようもない。いつもね、逃げないぞ、言いなりにはならないぞ、って決心する。岩みたいに固く決心するんだ。でも、いざとなると、逃げ出しちゃってる。誰からもぜんぜん信用されてないって気がつくと、吐き気がする」p.50 美男のテオドールは、こびるような甘い声を出した。できることなら消えてしまいたかった。p.99 ジョニーは研究者の目で町を見おろして、考えた。「どの屋根のしたにも人が暮らしている。なんとたくさんの屋根が町にあるんだろう。なんとたくさんの町がこの国にあるんだろう。なんとたくさんの国がこの惑星にあるんだろう。なんとたくさんの星がこの宇宙にあるんだろう。幸せは、すみずみまで無限に分配されている。不幸もまた……。p.119 ウーリは眠っている。薬のにおいがする。マティアスの心臓は喉から飛び出しそうだった。胸をつまらせながら、小柄な親友の青ざめた顔をしげしげ見つめた。そのときウーリが目をあけた。そして弱々しい、かすかなほほえみざウーリの目に浮かんだ。マティアスはうなずいた。喉がしめつけられるようだ。p.154-155 ポストを空にした郵便配達は、知らなかった。大きな集配かばんのなかに、どんなにたくさんのため息がドサッと落ちたのか。ベーク先生と禁煙さんも知らなかった。p.165 マティアスだけが、ウーリのほうがもうちょっとだけよかった、と思った。しかしそう思うのも当然だ。なんといってもウーリの親友なんだから。p.173
  • K.K.
    @honnranu
    2026年6月24日
    予備知識なし。作者と作品名をにわかに聞くくらい?
  • mamimu
    mamimu
    @_mmm_
    2026年6月18日
  • K.K.
    @honnranu
    2026年6月17日
    返却期限7/1
  • renbo
    renbo
    @renbo
    2026年4月25日
  • 子どもにとって大人は、ときに共犯者にもなってくれるような存在でないといけないと思う。つねに良いか悪いかルールを振りかざすようでは彼らと同じ目線には一生立てないだろう。私たちは彼らの前に立ちはだかる『壁』ではない。おおきな『壁』を前にする彼らをそっと後押しすること。
  • JMX
    JMX
    @soundandfury
    2026年1月1日
  • ももんが
    ももんが
    @Persona4
    2025年12月21日
  • ぐると
    ぐると
    @Gurt0129
    2025年12月19日
  • ももんが
    ももんが
    @Persona4
    2025年12月17日
  • ねこみ
    ねこみ
    @nekomi814
    2025年9月22日
    図書室のはこぶねを読んでから読みました。 おとなを信じるこども、こどもを信じるおとな こどもをこども扱いしない物語 おとなこそ読むべきなのかも。 訳者あとがきもよかったです
  • 青布団
    青布団
    @ofton_ofton
    2025年6月17日
  • kzyskhn
    kzyskhn
    @kzyskhn
    2025年4月29日
    素朴な感じで終わった
  • kzyskhn
    kzyskhn
    @kzyskhn
    2025年4月27日
    世界名作劇場感ある
  • kzyskhn
    kzyskhn
    @kzyskhn
    2025年4月22日
    読み始めた
  • RIYO BOOKS
    RIYO BOOKS
    @riyo_books
    2022年12月24日
    ただね、大切なことに思いをはせる時間をもった人間が、もっとふえればいいと思うだけだ。金や、地位や、名誉なんて、子どもっぽいものじゃないか。おもちゃにすぎない。そんなもの、本物の大人なら相手にしない。どうだ、ちがうかな?
  • あるる
    あるる
    @aru_booklog
    2015年9月30日
    大学の授業で読んだ本。ケストナーって子供から見た大人を描くのが上手いよなぁと思った記憶。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved