OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日

OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日
OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日
藤本靖
文藝春秋
2024年7月11日
5件の記録
  • ぽぽ
    ぽぽ
    @wakio
    2025年8月21日
    NHKディレクターによる「異形のヒグマ OSO18を創り出したもの」を読んだ直後なので、違う角度で同じ事件を再度追っていく形になった。視点が違えば同じ事件について見方が異なるところもあり面白い。NHKディレクターの行動への言及が出てくると、NHK側の心情がわかっているのでエモい。また、藤本氏側の心情も今回知れるのでそれもエモい。 結論は似ており、同様に自然への畏怖を感じる
  • 黒い鳥
    @blackteabird
    2025年4月13日
    現地の地名に馴染みがないので位置関係がわかりづらく少々読みづらかった。 が、終盤、OSO18が射殺された後の分析や関係者の心情、そして「OSO18とはなんだったのか?」という問いがとても心に刺さる
  • 黒い鳥
    @blackteabird
    2025年3月7日
  • 黒い鳥
    @blackteabird
    2025年3月6日
  • 2019年から2023年にかけて、北海道東部で牛を次々と襲ったヒグマ「OSO18」。この本は、その捕獲・駆除作戦の中心にいた NPO 法人「南知床・ヒグマ情報センター」のトップが、自らの体験をもとに記したノンフィクション。 実際に OSO18 を追った中心人物の視点で書かれているため、手に汗握る迫力があった。「なぜ OSO18 の目撃情報がほとんどないのか?」「なぜ OSO18 は襲った牛を食べないのか?」といった謎が次々に提示され、まるでミステリー小説のような読み応えもある。ページをめくる手が止まらなくなる一冊だった。 当時の報道では、「OSO18 =恐怖の巨大ヒグマ」というイメージが強調されていた記憶があるけど、本書を読むとその印象が大きく覆される。OSO18 が牛を襲うようになった背景には、間違いなく人間の影響があったし、そして、「巨大で恐ろしいクマ」というイメージ自体も、人間が勝手に作り上げた幻想であったことが見えてくる。 『死の貝』のようなノンフィクションが好きな人にはもちろん、「北海道でヒグマの被害があったらしい」くらいの認識だった人にも、ぜひ手に取ってほしいと思う。
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