憧れの世界 --翻案小説を書く
32件の記録
津見@tmr_kr2026年1月2日読み終わったとても面白い。「耳をすませば」をもとにした中編翻案小説が2編収められ、なぜ、この翻案小説を書くに至ったかも明かされている。 ドハマリして一気に読んだ。小説部分はディテールにどっぷり浸って楽しんだ。 最終章は、青木さんの創作の秘密の一端を明かしてくれる章であり、かつ、翻案小説創作のススメとなっている。 以下引用です。 p.225 素材素材と繰り返すのも申し訳なく、題材・モチーフとすべきかとも思うけれど、結局体験としてどう出会うかも創作にとって意味があるのだろう。そのものに触れて浸りこむといった過程を経て、「これ面白いかも!」と漠然と感じるものが小説化するのに適していると考える。それはいわば外から小説(=作者)の側に侵入してくるウイルスとでも考え、無自覚のまま感染し潜伏期間を経て発病へと至れば、書く体勢が整うのだ。 p.226 「なんでこんなに面白いんだろう」 とまず感じたら、どこがどうだからと理由を突き止めるよりは、その興味が持続する状態こそが重要だろう。以上を踏まえると、素材を素材として対象化する必要さえなく、「侵される」とか「浸っていられる」類のものが小説との相性がよさそうだ。
Autoishk@nunc_stans2025年6月29日読み終わった翻案における媒体(アニメ/小説)の固有性をめぐる模索が舞台裏として赤裸々に記されているのも面白かったが、それ以上に、文字や名前、チラシやカードなどが増殖したりズレていたりといったこの著者固有の不気味なリアリティ感覚が、翻案という試みーーそれによって原作と瓜二つだが微妙に異なる人物や設定からなる不気味な世界が産み落とされるーーを引き寄せているようにも思えた。



it_shine@it_shine2025年3月6日かつて読んだ映画「耳をすませば」の翻案小説が2作とその創作についてのエッセイ。なぜ耳すまの翻案を書いてしまうのかというようなこと。 翻案小説面白かったです。












































