ナイルパーチの女子会

20件の記録
kirakirapoppy@kirakirapoppy2026年9月10日私達を競争に巻き込むものー。 栄利子の言葉を思い出す。あの時は、なんと大げさな、と苦笑したが、それは必ずしも、社会や組織など、強大なものだけではないのかもしれない。ごく身近な場所に居る個人からも発されるものかもしれない。 父が一人で暮らすことはもう不可能。そして、翔子が一緒に住み、つきっきりで過ごすことも不可能。だから、父を受け入れてくれる施設を探し出す。自分はこの街を出て、仕事を見付け一人暮らしと仕送りを始める。もちろん東京に戻るのが理想だが、家賃の高さとここに通う交通費を考えると、かなり厳しいだろう。賢介との関係はどうなるか分からないし、今は彼にだけは甘えるべきではない。絶縁するわけではなく、一月に一度は様子を見に来る。しぶとく、長期戦に持ち込むしかない。かすかに見えている出口の光を宿じて進むしかない。そのためには周囲を味方に付け、巻き込むことを恐れず、絶対に短気を起こしてはならない。こうして危機に瀕した時に粘り強い姿勢を取るために、人は勉強をしたり、仕事を通じて何かを学ぼうとするのだろう。そうした努力を怠ってきた自分に、こんな年齢になっていきなりそれが出来るかどうかは分からない。 その時こそ......。二人が離れていた間、培ってきたスキルが花開くんじゃないのかな。 女の上っ面の慰め合いや愚痴や井戸端会議を、軽蔑したり、莫迦にして笑う男.....、そうだね、女にもよく居るよね。じゃあ遠くで笑うやつらに何が出来るってのよって感じ。 相手の心をえぐって真実を突きつける辛辣さが、人を傷つけないように配慮された言葉よりも高尚だなんて誰が言えるのよ?あの能力はすごいことだと、今なら分かるんだ。 そういうことを莫迦にし続け、面倒くさがってきたせいで今、私は何も持たずにここに居るから・・・ 女の一瞬でもその場を楽しくする花火みたいな社交性が、楽天的な調子の良さが、次に繋がらないかもしれない小さな約束が、根本的な解決にはならなくても、実は通りすがりのいろんな人を救っているんじゃないのかな。
- Meg@shi11252026年8月31日図書館★★★★★こわい女性同士の友情と愛憎 ミステリーでもホラーでもないが恐ろしく心がざわつく。 心理描写が上手く、言語化した解像度が高い。 思わず身近なあの人を思い出してしまう 「あ あの人って、こんな風に生きてる人かも」 途端に、言動、行動に納得がいき、理解できた。 自分に、主人公2人の要素はないか、考えてみる。…無いとは言えないかも。嫉妬、共感要求、承認欲求… ハッとさせられる一冊でした。
ロニコ@tana-miko03062025年7月29日読み終わったジェットコースターのような展開ですが 最後まで読むと悲しい感動に包まれます。 友達のいない私は身につまされましたー。 一人でも自分の道を歩んでいこうと 思わされるお話。























