「聴く」ことの力

19件の記録
- soi@soi_i222025年7月20日読み終わった読書メモ学び!ひととの関係性にちょっと悩んでいる今、読んでみて色々学びが多くて良かった。特に共感というかなるほどそうかもと思ったことを本文より… 〜わたしたちはその生の始めと終わりに、他人とともにこの自分の生にふれる。そのとき重要なことは、なにかのためではなしに、ただここにともにいるのであって、それ以上でもそれ以下でもないという、ただそれだけの事実のなかで、だれかとともに自分の最期を迎えるということである。〜 〜誰でも、自分が好きな人、あるいは大切と思う相手に対しては時間を割くのをいとわない一方、そうでない相手に対しては時間を過ごすのを極力減らそうとする。こうしたことから考えると、ケアとはその相手に「時間をあげる」こと、と言っても良いような面をもっている。あるいは、時間をともに過ごす、ということ自体がひとつのケアである。つまり、「いる」というのはゼロではない。なにかをしてあげないとプラスにならないのではない。〜
- Ryota@ausryota2025年7月17日読み終わった臨床哲学に足を踏み入れるための入門書/研究書のような本。哲学の使い方が門だとすると、門のなかの境内をじぐざく、ぐねぐねと案内してくれる。 俺がやりたい哲学相談のエッセンスもだいたいここに書いてある。ドイツで哲学プラクティスを始めたアッヘンバッハと鷲田が、はるか前を歩いていることの心強さといったら、ほんとうにありがたい。
- Nerumi@tappuritappuri2025年4月6日かつて読んだ何度でも読みたいめちゃくちゃ好きな本。人と話すこと、うつろう距離、手ざわり、肌理、コミュニケーションすることのすべて、人を招き入れること、歓待ということ、声が届くこと。