悪いことはなぜ楽しいのか

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- nogi@mitsu_read2025年10月1日読み終わった平易な語り口で、哲学者や思想家の主張をさらっと入れて、例えになる物語をはさみながら、倫理学ってこうやっていくものだよと教えてくれる、やさしい入門書という感じだった。 戸谷さんの本は以前「SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ」を読んだことがあるのだけど、あれも10代以上誰でも読めるというやさしさのもので、難しくなりそうなことをやわらかく……しかし誤解のないように注意はしつつ、わかりやすければよいという態度でもなく、より深層に入っていきたくなるような書き方がうまい方だなぁという印象がある。 初めて拝見したのが100分de名著(ハイデガーの回)で、あれからずっと気になってて積んでる著書もあるので、ほんと、そろそろ読もうと思った (そういえば三宅さんの本にも戸谷さんの「親ガチャの哲学」出てきたな)